文芸(単行本)作品一覧
森の奥の怪しい家
文芸(単行本)
ユ-モアとペ-ソスに溢れる山村の珍騒動!過疎の村に住む慎太郎30歳。ヨメのきてはない。熊にマムシに幽霊も出る土地柄である。東京の脱サラ夫婦がペンション経営を始めるがさて…。直木賞作家の最新作
錆びた浮標
文芸(単行本)
男42歳の心情描くハ-ドボイルド連作短篇売れない役者で、酒場のマスタ-。離婚歴ある中年男の胸にひそむ優しさと獣性。お礼に訪れた若い女と関係したあとの男たちの闘いを描く「跳ぶ夜」ほか7編収録。
正義の剣
文芸(単行本)
難事件を解決する若き判事補の活躍を描く。「現代の遠山金四郎」をめざす若き判事補が恋人由記子探偵と協力してつぎつぎと難事件を解決。コミカルタッチのなかに現代が抱える重い社会問題を浮き彫りにする
渋谷原宿公園通り
文芸(単行本)
現代社会の様々な魅力をとらえる好エッセイ週刊現代に連載され、大好評を博しているエッセイ集。もと医師の眼と作家の眼がひとつになって、現代日本に起きる事件や渦中の人々のさまざまな行動を見つめる。
日本語の宝石箱
文芸(単行本)
これだけは知っておきたい日本語最新事情。「それで―だから―」はいやなワケ、外来語表記の問題点、東北弁のエネルギ-について、国語辞書の欠陥とは?アナウンサ-の標準語に異議あり等々23編。
世紀末のランニングパス1991-92
文芸(単行本)
気鋭の評論家二氏による、現代日本文明考。雑誌「本」に好評連載された、往復書簡形式の評論集。湾岸戦争、宮崎勤事件、村上龍、サリンジャ-などのテ-マを真摯に縦横無尽に論じる魅力の新批評書簡。
北京の日
文芸(単行本)
人生の断面の激しさを静かな筆致で描く傑作学生時代の友人とその恋人との哀れな愛の軌跡を想起させた北京の墓。その墓には多くの人々が詣でていたが、まつられた女流作家と一人の青年の生涯は哀れ深かった
楽屋の王様 笑って済ます噂噺大事典
文芸(単行本)
抱腹絶倒!芸人、タレント楽屋エピソ-ド集怪人奇人ひしめくテレビラジオ界の芸人たちの死ぬほどおかしな噂ばなしを、ギョロ目の藤志楼こと高田文夫と猛毒漫画家高橋春男があますことなくネタばらしする!
朝焼けの賦 小説・村田新八
文芸(単行本)
激動の時代を駆けた村田新八、波乱の生涯!薩摩藩士・村田新八は西郷隆盛、大久保利通の後継者として期待され、新政府の仕事に邁進した。しかし両者は対立、新八は隆盛とともに西南戦争へ突入して行った…
何者でもない
文芸(単行本)
「スメル男」の気鋭の最新青春小説集。 劇団二十一世紀少年の駆け出し役者・東海林正市を主人公に、劇団の周囲に生きる奇妙で哀しい人間たちとその秘められた人生をやさしい筆致で描く最新作品集。
流域へ
文芸(単行本)
異郷で生きる民族を世界視野で描く渾身力作極東から中央アジアへ、強制移動の悲惨。故郷喪失者の選択を許されぬ人生。“在日”の困難と闘う作家の眼が民族問題を超え、人間存在の真実を見据える渾身の力作
サハリンの声
文芸(単行本)
敗戦直後のサハリンを赤裸に描く人間の文学青年将校がかくれひそんだトヨハラの町の底には、激しい混乱のなかにも自分個人の生活領域を確かに見きわめて動く人々がいた。生命と性の極限情況からの脱出は?

ハプニングみたい
文芸(単行本)
言葉と絵のメイク・ラブ! いとうせいこう&岡崎京子のなんかへんーーあのいとうせいこうくんが、岡崎京子ちゃんと組んでこしらえた、なんとも不思議なハプニング。どんなハプニングかって? それがなんとも……いやはや……。
浮橋
文芸(単行本)
一人の女の生の軌跡を巧緻に描く連作長篇。夫が急死したあと娘と暮す女の寂寥感と心の空白。みたされぬ生の渇望とこれから迎える<老い>に対する惑い。甦る青春の時と男達との生活。女の生を描く連作長篇
魔女の森
文芸(単行本)
「ティキシィ」の続編に当たる書下ろし長編北極で瀕死の重傷を負い記憶喪失となってイギリスに戻ってきた主人公の目的を喪失した絶望的な姿や、青年らしい恋愛事件などをからめた自己回復の物語。
忠臣蔵外伝 大野九郎兵衛始末
文芸(単行本)
赤穂浪士の義挙を支えたのは大野九郎兵衛。憶病者、裏切者と世のそしりを受けるのに耐え、大石良雄と緊密に連携をはかり、経済的な支援をはたしおえた家老・大野九郎兵衛の男らしい生き方を描く。
森に訊け(海外編)
文芸(単行本)
地球環境問題の核心をつくルポルタ-ジュ!全地球の熱帯雨林の三分の一を占めるアマゾン流域で消滅してゆく森林、酸性雨で死滅するドイツの森、サラワクの死の伐採道路など自らの足と目で自然破壊を調査。
カ-ヴァ-が死んだことなんてだあれも知らなかった
文芸(単行本)
現代アメリカ文学の問題を問う第一評論集。アメリカの現代作家たちは、なんと個室が好きなことだろう。レイモンド・カーヴァーを初めとする現代作家たちの「檻」を見つめ、独特のタッチで語る文芸評論集。
濃姫孤愁
文芸(単行本)
信長の正室・濃姫の生涯を新資料で書下ろす美濃の梟雄・斎藤道三の愛娘帰蝶(濃姫)は、15歳で尾張の“大うつけ”織田信長の正室になった。知られざる悲愁のその生涯を新資料で書下ろす長篇力作。
シャド-・エコ-
文芸(単行本)
乱歩賞受賞作家の書下ろし航空サスペンス。アンカレッジから成田に向かうM航92便に3人のハイジャック犯が乗り込んでいた。ハイジャックされたM航機に最新鋭機シャド-・エコ-の影が迫る……。