講談社ノベルス作品一覧

亡命者 ザ・ジョーカー
亡命者 ザ・ジョーカー
著:大沢 在昌
講談社ノベルス
着手金は100万、仕事は「殺し」以外のすべて――。根城にしている六本木裏通りのバーに持ち込まれる難題を解決していくトラブルシューター・ジョーカー。彼のもとを訪れたイギリス人の依頼はCIAに追われた元妻の行方を捜す、というものだった――「ジョーカーの鉄則」他5話を収録。裏社会に生きる男達の美学とプライドを描く!
創造士・俎凄一郎 第一部 ゴースト
創造士・俎凄一郎 第一部 ゴースト
著:山田 正紀
講談社ノベルス
どことも知れない闇のなかで――。悪夢の街、蒼馬市へようこそ。 罪と悪意に塗(まみ)れた街が崩落する。新シリーズ! 霧雨そぼ降る深夜、一方通行の道路で、霊柩車が消えるという。ケーキ・バイキングのさなかに毒殺された女、狭いビルの間にはさまれたまま死亡した少女、炎上する車に飛び込んだ男……。都市伝説と異様な事件の多い蒼馬市の悪夢に、10年前に少年を轢き殺した男が事故の真相を追うなかで搦めとられていく。天才山田正紀の紡ぐナイトメアへようこそ。シリーズ第1弾。
敗北への凱旋  綾辻・有栖川復刊セレクション
敗北への凱旋  綾辻・有栖川復刊セレクション
著:連城 三紀彦
講談社ノベルス
綾辻行人「天才連城にして描き得た、美しくも壮大な逆転劇。」 有栖川有栖「あまりにも巨きく、絢爛たるトリック。」 終戦後まもないクリスマスイブ、安宿で片腕の男の死体が見つかった。容疑者の中国人女性・玲蘭は彼の情婦をも殺し、自らも身を投げる。痴情のもつれと見られた事件の背後には、恐るべき陰謀と愛の悲劇が隠されていた。男が残した美しい旋律を手がかりに、戦争に翻弄された男女の数奇な運命が今、明かされる!
急行エトロフ殺人事件 綾辻・有栖川復刊セレクション
急行エトロフ殺人事件 綾辻・有栖川復刊セレクション
著:辻 真先
講談社ノベルス
綾辻行人「これぞ筋金入り、超テツ道ミステリの傑作。」 有栖川有栖「こんな贅沢な鉄道ミステリ、ちょっとない。」 同窓会の出席者4人のうち3人が変死を遂げた。事件の直前失踪した町谷修の不可思議な手紙―― 「ぼくは急行エトロフに乗る。ごきげんよう」 生き残った可能克郎は、妹のキリコ、その友人牧薩次とともに事件の手掛りを求めてエトロフ島へ向かう。鉄道ミステリとSFが融合した名作がここに復刊!
QED~flumen~ 九段坂の春
QED~flumen~ 九段坂の春
著:高田 崇史
講談社ノベルス
鎌倉宮、浅草寺、熊野灘……。封印された歴史に導かれ、哀しき殺人の連鎖を解く!! 桑原崇の初恋を終わらせた謎とは!?「QED」シリーズ番外編!! 千島ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ――。中学生の桑原崇は、聡明な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え、崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながるQED初の連作短編集。
ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚
ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚
著:高里 椎奈
講談社ノベルス
桜の樹の下で、ある女性から盗んだ紙切れは死をもたらす呪いのお札だった!? 会社員の桐がお札を盗んで以来、転落死、白薔薇が撒かれた殺人、死体消失と同僚が次々不可解な殺人事件に巻き込まれていく!背後にみえるは妖(あやかし)の存在か? 妖怪雑事相談員リベザルは謎を追うが、彼にも魔の手が迫る。そして深山木薬店史上最悪の事件発生へ! “薬屋探偵怪奇譚”第1弾! 呪いのお札がもたらす死の連鎖。事件の陰に潜むは妖(あやかし)か、それとも? 若き妖怪リベザル店長の“薬屋探偵”新シリーズ誕生! 桜の樹の下で、ある女性から盗んだ紙切れは死をもたらす呪いのお札だった!? 会社員の桐がお札を盗んで以来、転落死、白薔薇が撒かれた殺人、死体消失と同僚が次々不可解な殺人事件に巻き込まれていく!背後にみえるは妖(あやかし)の存在か?妖怪雑事相談員リベザルは謎を追うが、彼にも魔の手が迫る。そして深山木薬店史上最悪の事件発生へ!“薬屋探偵怪奇譚”第1弾!
狂い壁 狂い窓  綾辻・有栖川復刊セレクション
狂い壁 狂い窓  綾辻・有栖川復刊セレクション
著:竹本 健治
講談社ノベルス
綾辻行人「恐いっ!現代怪奇探偵小説の最高峰。」 有栖川有栖「読み進むほどに恐怖は募り、読者(あなた)は酔う。」 東京・大田区の高台に樹影荘と名づけられた古びた洋館があった。かつて産婦人科病院として建てられたもので、かたわらには鬱蒼とした樫の大木が生えていた。ここには6組の入居者が住んでいた。この樹影荘で怪事件があいつぐ。トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の白骨……血塗られた洋館と住人たちの過去が、今あばかれる!
トリプルプレイ助悪郎
トリプルプレイ助悪郎
著:西尾 維新
講談社ノベルス
裏腹亭で始まった惨劇――。稀代の大泥棒に盗まれたものは!? 岐阜県の山奥――裏腹亭。偉大な作家・髑髏畑百足が生活していた建物に、その娘であり小説家である髑髏畑一葉はやってきた。三重殺(トリプルプレイ)の案山子――刑部山茶花――が送りつけた予告状から事件は始まる――。気鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む!維新×流水=無限大!
四神金赤館銀青館不可能殺人
四神金赤館銀青館不可能殺人
著:倉阪 鬼一郎
講談社ノベルス
花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家・屋形。嵐の夜、館主の部屋で密室殺人が起きる! さらに続く不可能殺人。一方、対岸にある四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落された! 両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇! 二つの館が響き合うかのような死の連鎖。鬼才が送る、驚天動地のトリックとは!? (講談社ノベルス) 「殺してやる。みんな殺してやる」 館にこだまする女の怨言。 2つの館が凄惨な連続殺人の舞台に! 花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家屋形。嵐の夜、館主の部屋で起きた密室殺人、さらに連鎖する不可能殺人。対岸の四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落される。両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇!鬼才が送る、驚天動地のトリック!
電子あり
十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書
十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書
著:霧舎 巧
講談社ノベルス
校内で不審火発生。10月10日の殺人との関連は? 傑作学園ラブコメミステリ! 10月。霧舎学園の秋の行事第1弾は体育祭。琴葉と棚彦は体育祭実行委員に据えられる。準備の真っ最中の本番1週間前、校内で不審火が発生。パソコン教室のメールに残された「10月10日の殺人」との関連は? 昨夜子の言動が事件解決の糸口になるのか。学園ラブコメディーと本格ミステリーの2重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」”霧舎学園シリーズ”。10月のテーマは消去法!
監禁
監禁
著:福田 栄一
講談社ノベルス
「助けてくれ、カンキンされている。警察にれんらくを」そうかかれた1枚の紙切れを見付けた美哉。危険な匂いを感じた美哉は1人でそのメッセージの真相を追う。一方、放火の容疑をかけられたまま失踪してしまった恋人の行方を追う義人。もう探すのを諦めようとしていた時に、ある手がかりを得て――。錯綜する様々な手掛かりと時間軸。この事件の謎は果たしてとけるのか!? (講談社ノベルス) 「助けてくれ、カンキンされている。警察にれんらくを」 1枚の紙切れから事件が始まる――。次々と明るみになる事件の謎! 「助けてくれ、カンキンされている。警察にれんらくを」そうかかれた1枚の紙切れを見付けた美哉。危険な匂いを感じた美哉は1人でそのメッセージの真相を追う。一方、放火の容疑をかけれらたまま失踪してしまった恋人の行方を追う義人。もう探すのを諦めようとしていた時に、ある手がかりを得て――。錯綜する様々な手がかりと時間軸。この事件の謎は果たしてとけるのか!?
電子あり
スラッシャー 廃園の殺人
スラッシャー 廃園の殺人
著:三津田 信三
講談社ノベルス
こわくて、だまされる―― ホラー作家が怪異的理想をこめて造り上げた廃墟庭園。〈魔庭〉にこもっていた作家は姿を消し、肝試しに忍び込んだ大学生達は遺体で発見された。その廃園を格好の舞台に選んだビデオ映画スタッフに、忍び寄る黒い影……。惨劇の恐怖をこえて至る、衝撃的な結末。これぞ怪奇にして、完全なるミステリー作品!
一角獣の繭  建築探偵桜井京介の事件簿
一角獣の繭  建築探偵桜井京介の事件簿
著:篠田 真由美
講談社ノベルス
6月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。シリーズ最高潮! 家族惨死事件の生き残りの少女と蒼の宿命的な恋―― 美しき緑の高原で、静かに事件は起こりつつあった。 6月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。シリーズ最高潮!
天帝のつかわせる御矢
天帝のつかわせる御矢
著:古野 まほろ
講談社ノベルス
この愛すべき異形さは触発的なのだ。――竹本健治氏推薦! 超Q級豪華寝台列車で密室殺人劇が幕を開ける…… 戦下の大陸を逃れ東京へ向かう超豪華寝台列車、環大東亜特別急行『あじあ』。乗客16名のなかに世界的間諜『使者』の存在もあるという。荘厳かつ絢爛を極めた客室で公爵夫人のバラバラ死体が!当該列車に乗車していた頸草館高校3年古野まほろと柏木照穂の推理は?
イナイ×イナイ
イナイ×イナイ
著:森 博嗣
講談社ノベルス
巨大な屋敷の地下で密かに育まれる凄絶な事件の芽! 待望の森ミステリィ、Xシリーズ第1弾 「私の兄を捜していただきたいのです」 美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら《探偵》を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り……。新章開幕、Xシリーズ第1弾!!
本格ミステリ07 二〇〇七年本格短編ベスト・セレクション
本格ミステリ07 二〇〇七年本格短編ベスト・セレクション
編:本格ミステリ作家クラブ
講談社ノベルス
おもしろさ満点!ファン必読のベスト11 華麗なるトリック、日常の謎、暗号…… 本格ミステリ作家クラブが選んだ2006年のベスト本格ミステリ短編&評論のすべて! <小説> 「熊王ジャック」――柳 広司 「裁判員法廷二〇〇九」――芦辺 拓 「願かけて」――泡坂妻夫 「未来へ踏み出す足」――石持浅海 「想夫恋」――北村 薫 「福家警部補の災難」――大倉崇裕 「忠臣蔵の密室」――田中啓文 「紳士ならざる者の心理学」――柄刀 一 「心あたりのある者は」――米澤穂信 <評論> 「本格ミステリ四つの場面」――福井健太 「宿題を取りに行く」――巽 昌章 <解説> 「本格ミステリ07解説」――円堂都司昭
赤い夢の迷宮
赤い夢の迷宮
著:勇嶺 薫
講談社ノベルス
ジュヴナイルの大人気作家・はやみねかおるが贈る大人のためのミステリ! 外界から閉ざされた館で起きた殺人事件の真相とは? 小学生だったあの頃、仲良し7人組のぼくらは「世の中には、やっていいことと、やっておもしろいことがある」と語る不思議な男・OGに心惹かれていた。だが「お化け屋敷」と呼ばれる彼の館で起きたある事件をきっかけに彼とは疎遠に。それから25年、大人になったぼくらは突如OGに招かれ、再びあの館へ。しかし、そこで待ち受けていたのは悪夢のような殺人事件だった。
六とん3
六とん3
著:蘇部 健一
講談社ノベルス
このユーモアと不条理、右に出る者ナシ! バカミスから心暖まるファンタジーまで収録した、「六とん」シリーズの新作。下品で収録が危ぶまれた「×××殺人事件」や、タイムマシンで過去へ行き片想いの女性に告白する「秘めた想い」、運命の出会いを描く「赤い糸」などドキドキのお話がいっぱい。 そ、そんな……(絶句) 「六とん」は今、トホミスの頂点を極めた! (注・トホミス=トホホなミステリのこと)――作家・松原秀行 このユーモアと不条理、右に出る者ナシ! バカミスから心暖まるファンタジーまで、「六とん」シリーズの新作。下品で収録が危ぶまれた「×××殺人事件」や、タイムマシンで過去へ行き片想いの女性に告白する「秘めた想い」、運命の出会いを描く「赤い糸」などドキドキのお話がいっぱい。
電子あり
首輪 警視庁北多摩署特捜本部
首輪 警視庁北多摩署特捜本部
著:太田 蘭三
講談社ノベルス
前代未聞の自宅放火宣言が犯人さえも予想できない凶悪事件へと飛び火する!! ベテラン作家・太田蘭三のワザが光る書下ろしミステリー! 「自宅に火をつける」。家の処分に困った家主の通報を受け現場に急行した北多摩署員が見たのは、家主も見知らぬ男の焼死体だった。殺人か事故か?そして被害者が持つライフハンマーの意味とは?だがこの奇妙な事件は作家・釣部渓三郎も巻き込まれる未曾有の難事件への序章に過ぎなかった。名物刑事コンビ蟹沢(カニさん)&相馬(ウマさん)が大胆捜査で真相に迫る大人気シリーズの新作!
ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!
ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!
著:深水 黎一郎
講談社ノベルス
新聞に連載小説を発表している私のもとに1通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた<意外な犯人>モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた。差出人が「命と引き換えにしても惜しくない」と切実に訴える、究極のトリックとは? 「あなたが犯人!」を見事に成立させた、衝撃の書。読後に驚愕必至の第36回メフィスト賞受賞作! (講談社ノベルス) 第36回メフィスト賞受賞作 「あなたが犯人!」。 あり得ないと思えた企みの完遂に向かい、すべての進行が周到に準備される。この被害者を殺した犯人は、ぼくだった。これから読まれる人すべてが、この驚きを味わうはず。誰もが気づかなかった方法。このジャンルの、文句なくナンバーワン。――(島田荘司) 新聞に連載小説を発表している私のもとに1通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた<意外な犯人>モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた。差出人が「命と引き換えにしても惜しくない」と切実に訴える、究極のトリックとは?読後に驚愕必至のメフィスト賞受賞作!
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