講談社文庫作品一覧

仙台で消えた女
仙台で消えた女
著:多岐川 恭,装丁:菊地 信義
講談社文庫
本格推理と愛憎劇が見事に融合した傑作長編美貌の人妻が突然仙台で消えた.彼女を求めて数人の男女が杜の都に旅立つ.仙台とこけしの里・鳴子峡で起きる連続殺人事件.女の正体と真犯人の謎に迫る男と女.
ジェット・ストリ-ム
ジェット・ストリ-ム
著:安部 譲二,装丁:菊地 信義
講談社文庫
国際線パ-サ-の松島は国際犯罪結社の一員だった。日本と海外とで稼いだ額は二百万ドル。最後の強奪はヤクザ相手にヘリを使った秘密作戦。痛快アクション長編! (講談社文庫) 17億の現金を狙って凄腕のギャング集合! 国際線パ-サ-の松島は国際犯罪結社の一員だった。日本と海外とで稼いだ額は二百万ドル。最後の強奪はヤクザ相手にヘリを使った秘密作戦。痛快アクション長編!
電子あり
英雄復活(下)ファントム戦士伝説〈7〉
英雄復活(下)ファントム戦士伝説〈7〉
著:竹島 将,装丁:菊地 信義
講談社文庫
戦士ナンバー1とナンバー2が最後の死闘で対決! 超美女戦士、最後の賭け! ーー英雄戦士・矢沢高雄が、世界制覇を狙う魔女マヌー側についた! 沢村ゆりと風祭凱のチームは、南米リマで、蘇った矢沢との最後の対決に挑む。血と硝煙が渦巻く大激闘がうち続く。だが、かの勇者の圧倒的な力の前に、仲間を次々に失ったゆりは、狂った矢沢を覚醒させるべく、ついに唯一無二の「手段」を……。<全10巻>
電子あり
中国の歴史(六)
中国の歴史(六)
著:陳 舜臣
講談社文庫
洪武・永楽と栄えた明も、やがて北虜南倭の禍、宦官の跋扈、党争の表面化などにより、滅びの時を迎える。後を襲ったのは、清。康煕・乾隆の黄金時代を現出するが、栄華の隙をついて、アヘン禍が衰運を呼ぶ。――波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。<全7巻>
電子あり
「円」を操った男たち
「円」を操った男たち
著:田原 総一朗,装丁:菊地 信義
講談社文庫
マネー戦争に拠って世界を見ると、また歴史を見ると、推理小説を反対から読むように、さまざまの謎が容易に解ける。迷路のような風景が単純な構図になる。アメリカの日本潰しから大蔵省・日銀の暗闘。空前の高収益におどった証券業界とアングラマネー。「円の大洪水」をめぐる狂乱現象、その舞台裏の全貌を暴く。
電子あり
風の岬(下)
風の岬(下)
著:渡辺 淳一
講談社文庫
伊豆の町立病院に赴任した新米医師野々宮敬介は、ベテラン看護婦に助けられながら辛うじて医師の体面を保つ。だが料亭“一力”の女将、女子大生有希子、大石看護婦などにもみくちゃにされ、汗のかき続け。そんな時、大腿骨折の患者が運び込まれてピンチに追い込まれる。医者版「坊っちゃん先生」の魅力溢れる快作。
風の岬(上)
風の岬(上)
著:渡辺 淳一
講談社文庫
野々宮敬介は東都大学出身の新米医師。手術経験もほとんどなく、創口を鉤で開く、いわゆる「鉤持ち」の手伝いをやったことがあるだけ。そんな敬介に突然、伊豆富士浜にある町立病院に医長として赴任命令が出される。新米先生と興味津々で迎える伊豆の人々。青年医師の波乱の青春を爽快に描いた長編。
私は変温動物
私は変温動物
著:山田 詠美,装丁:菊地 信義
講談社文庫
ポンちゃんことエイミーの、日常生活と恋愛生活を自ら明かした、痛快エッセイ。すべてを明かす! ◎皆さん、これは私の読者でない人には秘密です。誰が何と言おうと、山田詠美の本性を自分は知っているのだとほくそ笑んでください。男にかまけて、おいしいものばっかり食べて、飲んだくれてる変温動物の私をお許しください。いつも、「ヘイベイビー」と言って甘い恋をしている訳にはいかないのですから。<「あとがき」より>
電子あり
香港迷宮行
香港迷宮行
著:山崎 洋子,装丁:菊地 信義
講談社文庫
美しいけれど愛されない女優、男装の幼女を連れた謎の女、怯えている詩人の男などが、好人物風の添乗員に連れられて出発した。行き先は、楽しいマジックランド・香港。しかし、遊ぶためのツアーとはいつわり。実は恐るべき罠が……。ゲーム感覚の殺人騒動の中であばかれる、邪悪なたくらみ。話題の推理長編。美食三昧の旅で不気味な殺人事件が!
電子あり
狙撃者の悲歌
狙撃者の悲歌
著:森村 誠一,装丁:菊地 信義
講談社文庫
巨大暴力団組長殺害後に、兄貴分の身代わりで敵の組長の首を狙う若きヒットマン。その潜伏先でヒットマンと刹那の恋に生きるホテトル嬢。下宿先の娘をレイプ殺害され、復讐の炎を燃やす青年警官。大都会の根無し草同士が絡み合い、一点に集中したとき不可思議な光が点灯し、想像を絶する暗部を照らし出す。(講談社文庫) 巨大暴力団組長殺害後に、兄貴分の身代わりで敵の組長の首を狙う若きヒットマン。その潜伏先でヒットマンと刹那の恋に生きるホテトル嬢。下宿先の娘をレイプ殺害され、復讐の炎を燃やす青年警官。大都会の根無し草同士が絡み合い、一点に集中したとき不可思議な光が点灯し、想像を絶する暗部を照らし出す。
電子あり
実力とは何か
実力とは何か
著:羽佐間 正雄,装丁:菊地 信義
講談社文庫
人はどうすれば実力をつけることができるのか。どうしたら自分の能力を100パーセント発揮できるのか。いかにしたら集中心・闘争心を体得できるのか。日本人で初めて「全米スポーツキャスター協会賞」を受賞したトップ・アナウンサーが、超一流プレイヤーたちの熱闘・死闘を通して勝者の条件・敗者の条件を明かす。
電子あり
歌麿殺贋事件
歌麿殺贋事件
著:高橋 克彦
講談社文庫
歌麿の「幻の傑作」が発見された? 美術界をゆるがすかもしれぬ事件に雑誌編集者の杉原は勇み立ち、研究家の塔馬双太郎の助手をたのむ。しかし、それは巧妙な贋作だった。そして思いがけず、歌麿は謎の絵師写楽でありえたことまで証明されて……。浮世絵ミステリの白眉といえる秀作。(講談社文庫) 歌麿の「幻の傑作」が発見された? 美術界をゆるがすかもしれぬ事件に雑誌編集者の杉原は勇み立ち、研究家の塔馬双太郎の助手をたのむ。しかし、それは巧妙な贋作だった。そして思いがけず、歌麿は謎の絵師写楽でありえたことまで証明されて……。浮世絵ミステリの白眉といえる秀作。
電子あり
新寂庵説法 愛なくば
新寂庵説法 愛なくば
著:瀬戸内 寂聴
講談社文庫
この世は苦の世界であるが、その原因をつきとめ、克服して生きてゆきたい! 精一杯生きることが幸福につながるーーうつろいやすい愛をつなぎとめるには、どうすればよいか? 嫉妬の苦しみから、救われる方法はあるか? 孤独で淋しいとき、生きる証をどこに求めればよいか? 若々しく輝いて生きるためには、何を為すべきか? ……愛の不確かさを考え続け、書き続けてきた著者が、人それぞれの、自在で自然なあり方を説く法話集。
電子あり
大蔵省主税局
大蔵省主税局
著:栗林 良光,装丁:菊地 信義
講談社文庫
消費税,土地保有税を仕組む官僚達の舞台裏税制改革の名のもとに増税・減税の数字とロジックを操る魔術師たちの素顔を明かす.巧妙なかけひきに走る主税マフィアの実態や主税局の人と組織を徹底解剖する.
三姉妹探偵団(5)
三姉妹探偵団(5)
著:赤川 次郎
講談社文庫
大邸宅吉沢家で、ひとり娘の早苗の誕生パーティが開かれている最中に、少年が殺された。彼は早苗のひそかなボーイフレンド。この事件が佐々木家の三姉妹を巻き込んだ。脅迫に誘拐。そして長女綾子は探偵のつもりで早苗の学校の教師に!魅力的な三人姉妹の大活躍シリーズ。
電子あり
珍道中!逆ハンぐれん隊
珍道中!逆ハンぐれん隊
著:五木 寛之,装丁:菊地 信義
講談社文庫
マカオグランプリと南十字星団に挑む海外篇命知らずの無法レ-サ-にまじって,深夜のマカオ・レス-に出場する竜さん.そしてミハルがシンガポ-ルで消えた! インドの人身売買団に誘拐されたらしい.
勝者の方程式
勝者の方程式
著:広岡 達朗,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
勝者と敗者の差は、いったいどこにあるのか? 勝つために何をなすべきか? より高い目標のために、何をいかになすべきか? セ・パ両リーグにまたがる日本一を達成した智将・広岡達朗が、プロ野球界で考え、悩み、そして実行してきた、チームの活性化と選手育成のノウハウを伝授。野球ファンはもとより、ビジネスマン必読の実践勝利学! 組織と人材を活性化するノウハウ、広岡式人材育成法。
電子あり
強い「個性」の経済学
強い「個性」の経済学
著:長谷川 慶太郎,装丁:川上 成夫
講談社文庫
戦争と革命の時代は終わった。新しく到来した平和と安定の時代は、一段と激しさを加える経済競争の時代そのものである。人並みの人間は淘汰され、広い視野・高い視点・鋭い判断力を備えた強い「個性」の持ち主だけが、経済活動はいうに及ばず、あらゆる社会活動・文化活動においても成功者になれるのだ。いま始まった新しい経済の時代を勝ち抜くための必読書。
電子あり
牢獄
牢獄
著:南條 範夫,解説:駒田 信二,装丁:岸 顯樹郎,装画:村上 豊
講談社文庫
魔性の皇帝太祖の治下、無実の高官が投獄されて受けた鬼気迫る実験とは? 大官の誇りを砕く凄絶な究極の刑! ーー異例の大昇進を遂げたその日に、厳徳ビン(ビン=王に民)は、やにわに逮捕され入牢の身となった。明の初め、魔性の初代皇帝治下の中国では、怖るべき政治と粛清が繰り返されていた。才学抜群の能吏・厳は、大官の誇りにかけて無実を弁明しようとするが、待ちうけていたのは洗脳という、傷ましい人間性の破壊であった……。無実の知識人が投獄されて受ける究極の刑。激しい拷問、破壊される人間性。凄絶な傑作、戦慄の悲劇、中国歴史長編。
電子あり
金塊船消ゆ
金塊船消ゆ
著:多島 斗志之,解説:西木 正明,装丁:岸 顯樹郎,装画:野中 昇
講談社文庫
フィリピン沖に旧軍隊が沈めた金塊船の秘密昭和19年11月比国バタ-ン半島で軍の命令により大きな焚火が四ヶ所で焚かれた.戦後四十年余現地にいた旧軍人たちに金塊船と焚火の謎に関して手紙が届いた.