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今こそマルクスを読み返す
イマコソマルクスヲヨミカエス
- 著: 廣松 渉

マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか? 今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか? 20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。(講談社現代新書)
今だからこそマルクスの根本思想を再検討。マルクスは人間や社会をどう把え、『資本論』で何を言おうとしたのか? 近代社会の未来をどう展望したのか? 二十世紀世界の根幹思想の発展的継承を試みる。
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目次
●マルクスの開いた新しい世界観
人間観をどのように改新したか
社会観をどのように更新したか
歴史観をどのように転轍したか
●『資本論』で言いたかったこと
物象化された経済の構造的分析
賃労働者を搾取する機構の暴露
資本主義経済体制の包摂的支配
●資本主義の命運と共産主義革命
近代的市民社会像への批判視角
資本主義社会体制の歴史的命運
共産主義未来社会の実戦的意想
書誌情報
紙版
発売日
1990年06月12日
ISBN
9784061490017
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
1001
ページ数
270ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2013年05月17日
JDCN
0614900100100011000X
著者紹介
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