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社会主義
シャカイシュギ
- 著: マックス・ウェ-バ- ,
- 訳: 浜島 朗

マルクスは、所有理論に基づいて資本主義を批判し社会主義への展望を打ち出したが、それは「支配の社会学」を閑却していた。本書は、歴史は合理化の過程であるという観点から、社会主義のもつ歴史的宿命、すなわち、官僚制の強大化を指摘したウェーバーの講演の全訳・解説である。ウェーバーの洞察は、現代社会主義の抱える諸問題を鋭くつき、われわれを驚嘆せしめる。社会主義に対決するウェーバーの姿勢を知るうえの格好の書である。
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目次
1 まえおき
2 民主主義・官僚制・社会主義
3 資本主義と社会主義
4 革命への希望とその挫折
5 社会主義の路線上の諸問題
6 革命の展望をめぐる現下の状況
書誌情報
紙版
発売日
1980年08月07日
ISBN
9784061585119
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
通巻番号
511
ページ数
124ページ
シリーズ
講談社学術文庫
収録作品
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作品名初出
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作品名
人物評伝の傑作
初出
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作品名
漱石研究の基本図書
初出