物理学の歴史

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物理学の歴史

ブツリガクノレキシ

講談社学術文庫

元来、物理学の歴史は単に発明・発見の物語ではなく、すべての歴史と同じく、生きた人間と自然界との係り合いが重要である。本書は、自然についての知識を人間がどのように汲みとり、それを生活に社会にどのように応用してきたかといった物理本来の意味を基礎におきながら、物理学が芽ばえた古代文明期から論を起こし、20世紀初めの相対性理論や前期量子論に至るまでを、実に要領よく簡潔にまとめた秀逸の物理学通史といえよう。


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目次

1 物理学の始まりからルネッサンスまで
 1 人類の発生
 2 定着生活
 3 エジプト文明
 4 バビロニア文明 ほか
2 ケプラーからニュートンまで
 1 十字軍とルネッサンス
 2 ロージャー・ベーコン 
 3 物理学と技術
 4 航海熱 ほか
3 気体液体に関する学問・光学の歴史
 1 科学器械
 2 寒暖計・気圧計
 3 ブレーズ・パスカル
 4 オットー・フォン・ゲーリッケ ほか
4 熱学・気体分子運動論・電磁気学の歴史
 1 いろいろの学問
 2 熱実体説の失敗
 3 熱エネルギー
 4 エネルギーの利用と逸散 ほか
5 20世紀の物理学
 1 エーテルのなぞ
 2 相対性理論
 3 常識はずれの世界
 4 アルベルト・アインシュタイン ほか

書誌情報

紙版

発売日

1987年09月04日

ISBN

9784061586406

判型

A6

価格

定価:812円(本体738円)

通巻番号

640

ページ数

254ページ

シリーズ

講談社学術文庫

著者紹介

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