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ニッポン ヨーロッパ人の眼で見た
ニッポン

ドイツの世界的建築家ブルーノ・タウトは、1933年に憧れの日本を訪れた。伊勢神宮や桂離宮など日本古来の建築にふれたタウトは、そこに日本美の極致を見た。簡素・単純・静閑・純粋――それらの絶妙な均斉を具現した桂離宮を絶賛、その対極として華美な日光東照宮を捉え、さらに仏像、能、歌舞伎などにも深い関心をよせた。日本文化の再評価に大きな影響を与えた、タウトの最初の日本印象記。
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目次
1 序(原本)
2 序説――何故に私はこの書を書くか
3 敦賀
4 伊勢
5 桂離宮
6 天皇と将軍
7 生ける伝統
8 ニューヨークへ?
9 否――桂離宮を経て!
10 追憶
11 原本あとがき
12 解説
書誌情報
紙版
発売日
1991年12月05日
ISBN
9784061590052
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1005
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社学術文庫