ハイゼンベルク

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ハイゼンベルク

ハイゼンベルク

講談社学術文庫

20世紀は、アインシュタインの相対論革命で始まった〈物理学の世紀〉であった。ナチスに追われてアインシュタインが去ったドイツで、量子力学の完成に心血を注いだハイゼンベルク。不確定性原理、原子核構造論、統一場の方程式などの業績は、旧来の科学を支えてきた哲学概念の根本的な変革を促して原子核物理学から核兵器に至る道程を拓いた。20世紀物理学の驚異のドラマを鮮烈に描いた力作。


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目次

第1章 世紀末の巨人
第2章 世紀初の巨人
第3章 何が問題か
第4章 相対性への予感
第5章 アインシュタインの解決
第6章 量子力学への予感
第7章 仲介者ボーア
第8章 ハイゼンベルクの解決
第9章 ハイゼンベルクその後
第10章 ハイゼンベルク――思想家としての

書誌情報

紙版

発売日

1998年09月10日

ISBN

9784061593459

判型

A6

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

1345

ページ数

292ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

1984年7月、岩波書店より刊行

著者紹介

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