唐詩

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唐詩

トウシ

講談社学術文庫

中国古典詩の最高峰といわれる唐詩。本書では、唐詩が作られた7世紀初めからの約300年間を初唐・盛唐・中唐・晩唐の4つの時期に分け、それぞれの時代情況と詩の関係を考察する。例えば、初唐後半を支配した則天武后は文芸に理解を示し、科挙の試験に詩を加えた。以後詩作が知識人の必須の教養となる。盛唐に杜甫・李白を生むゆえんである。漢詩、中国古典愛好家必携の書き下ろし文庫オリジナル。


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目次

序章 唐という時代とその詩
第1章 唐詩の源流――古代歌謡から六朝詩(りくちょうし)まで
第2章 初唐の詩――六朝詩より唐詩へ
第3章 盛唐の詩――唐詩の頂峰(ちょうほう)
第4章 中唐の詩――唐詩の中興
第5章 晩唐の詩――夕陽(せきよう)無限に好し
附章 唐詩の韻文形式

書誌情報

紙版

発売日

1998年11月10日

ISBN

9784061593527

判型

A6

価格

定価:1,265円(本体1,150円)

通巻番号

1352

ページ数

358ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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