アリストテレス 心とは何か

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アリストテレス 心とは何か

ココロトハナニカアリストテレス

講談社学術文庫

師プラトンをはじめとする先哲の諸研究を総括・批判し、独自の思索を縦横に展開した本書は、心について論じた歴史上最初の書物である。難解なことでも知られるこの書の翻訳に、気鋭の哲学者が挑戦。分かりやすさ・読みやすさを主眼に訳出し、理解を深めるため懇切かつ詳細な訳注と解説を付した。アリストテレス哲学の精髄、新訳で文庫界に初登場。


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目次

●第1巻
第1章 心についての探究法と、それに関連する諸問題
第2章 心についての先人たちの見解
第3章 心を運動するものとする説の批判
第4章 心を調和とする説、心を自己自身を動かす数とする説の批判
第5章 心を自己自身を動かす数とする説、諸元素から成るものとする説、万物に内在するとする説の批判
●第2巻
第1章 心の一般的な定義
第2章 原因としての心の定義
第3章 心の諸能力と種に固有な定義の与え方
第4章 栄養摂取能力、生殖能力
第5章 感覚について論じるための重要な術語 ほか
●第3巻
第1章 感覚の種類の数、共通感覚
第2章 共通感覚のはたらき、判別する能力
第3章 感覚と思考の区別、心的表象
第4章 思惟するものとしての理性
第5章 作用する理性と作用を受ける理性 ほか

書誌情報

紙版

発売日

1999年02月10日

ISBN

9784061593633

判型

A6

価格

定価:1,210円(本体1,100円)

通巻番号

1363

ページ数

246ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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