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関東軍
カントウグン
- 著: 島田 俊彦

日露戦争直後から太平洋戦争終結までの40年間、満州に駐屯し、日本の対中国政策の尖兵的役割を演じた関東軍。陸軍中央の統制に背いて独走し、軍事的衝突を策した彼らの行動は、日本の運命に重大な影響を及ぼした。張作霖爆殺事件や満州事変、ノモンハン事件等の歴史的大事件を中心に、膨大な史料に基づいて、関東軍の歴史と独走の実態を描き出す。(講談社学術文庫)
対中国政策の尖兵となった軍隊の実像に迫る。日露戦争直後から太平洋戦争終結までの40年間、満州に駐屯した関東軍。時代を転換させた事件と多彩な人間群像を通して実証的に描き出す、その歴史と性格、実態。
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目次
第1章 生いたちと性格
第2章 張作霖爆死事件
第3章 満州の演出者たち
第4章 ノモンハンの敗北
第5章 70万軍隊の終焉
書誌情報
紙版
発売日
2005年06月11日
ISBN
9784061597143
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
通巻番号
1714
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2014年10月24日
JDCN
0615971400100011000H
初出
原本:1965年10月、中央公論社より刊行されたものを原本とした。明らかな間違いと現在では用いられない表記については適宜訂正し、原本にはないルビを付した箇所もある。