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「縮み」志向の日本人
チヂミシコウノニホンジン
- 著: 李 御寧

あの『菊と刀』と並ぶ 外国人による日本文化論の傑作!
小さいものに美を認め、あらゆるものを「縮める」ところに日本文化の特徴がある。世界中に送り出された扇子、エレクトロニクスの先駆けとなったトランジスタなどはそうした「和魂」が創り出したオリジナル商品であった。他に入れ子型・折詰め弁当型・能面型など「縮み」の類型に拠って日本文化の特質を分析、“日本人論中の最高傑作”と言われる名著。
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目次
第1章 裸の日本論
第2章 「縮み志向」6型
第3章 自然にあらわれた「縮み」の文化
第4章 人と社会にあらわれた「縮み」の文化
第5章 現代にあらわれた「縮み」の文化
第6章 「拡がり」の文化と今日の日本
書誌情報
紙版
発売日
2007年04月11日
ISBN
9784061598164
判型
A6
価格
定価:1,386円(本体1,260円)
通巻番号
1816
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
本書の原本は、1982年に学生社より刊行され、1984年に講談社文庫に収録された。本書底本は、小社文庫版。