
マイページに作品情報をお届け!
蒼い千鳥 花霞に泳ぐ 薬屋探偵妖綺談
アオイチドリハナガスミニオヨグクスリヤタンテイヨウキダン
- 著: 高里 椎奈

呵責(かしゃく)の想いと空転する涙は、味わい尽くし果てたとき、しゃぼんとなって泡消えた。
「灰色の木を金色に戻す薬を下さい」――人知外れた妖(あやかし)の、悪業に見舞われし迷い子が、救いを求めて囁く呪文。1994年、秋がまだ火冬(かふゆ)と名乗っていた頃、座木(くらき)は高校に入学し言波(ことは)という少年と出会い、火冬は1人の女子高生から呪文を告げられる。2人の裏に潜むのは、呵責の想いと空転する涙。桜花乱れ散る第8弾!
書誌情報
紙版
発売日
2002年04月05日
ISBN
9784061822436
判型
新書
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社ノベルス