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枕草子(上)
マクラノソウシジョウ

『源氏物語』が「あはれ」の世界なら、『枕草子』は「をかし」の世界という。才たけた美貌の中宮・定子の豊かな文芸サロン。その自由で対等な、エスプリに溢れ、遊び感覚の男と女の交歓を、とりわけ中宮への深い敬慕をこめ、清少納言が、鋭い感性と知的批評的精神で活写した。平安の華麗な中宮生活の実態をつづった、唯一の記録文学。原文の巧みな表現を生かした、川瀬一馬の全訳付き。
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書誌情報
紙版
発売日
1987年04月08日
ISBN
9784061839533
判型
A6
価格
定価:619円(本体563円)
ページ数
372ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年09月13日
JDCN
06A0000000000032821J
著者紹介
その他: 川瀬 一馬(カワセ カズマ)
装丁: 中島 かほる(ナカジマ カホル)