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辰雄・朔太郎・犀星
タツオサクタロウサイセイ

作家としての福永武彦が、現代にふさわしい小説を書こうと意図したとき、たくまずその脳裏に浮かんだ先達ともいうべき作家たち――彼らへの「感謝の現れ」、オマージュとして捧げたのが『意中の文士たち』である。本書はその下巻であり、福永が最も親炙し敬愛した堀辰雄、その魂の内面の表現に深く共感を寄せた萩原朔太郎・室生犀星についての、こよなく優れたエッセイを収めた。
作家としての福永武彦が、現代にふさわしい小説を書こうと意図したとき、たくまずその脳裏に浮かんだ先達ともいうべき作家たち──彼らへの「感謝の現れ」、オマージュとして捧げたのが「意中の文人たち」である。本書にはその下巻──福永が最も親炙し敬愛した堀辰雄、その魂の内面の表現に深く共感を寄せた萩原朔太郎・室生犀星についてのこよなく優れたエッセイを収めた。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年11月02日
ISBN
9784061962996
判型
A6
価格
定価:1,004円(本体913円)
ページ数
252ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年03月08日
JDCN
06A0000000000038415Y
初出
1973年6月刊『意中の文士たち 下』人文書院版、1987年11月刊新潮社版『福永武彦全集第16巻』収録