源頼朝（二）

頼朝を描くことは、平氏一門を描くことでもある。また弟義経の数奇な運命にも触れなければならない。――捕われて死すべき命を池禅尼の恩情に救われ、長じては政子との恋に花を咲かす頼朝。監視役・北条一族を味方に引き入れた辣腕。禅尼の訓誡に背いた石橋山の挙兵。やがて旗下に馳せ参ずる義経一党。運命の皮肉、流転相剋の数々。武将の明暗のうちに、人生を凝視した力作。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1990年02月05日
• ISBN: 9784061965423
• 判型: A6
• 価格: 定価：902円（本体820円）
• ページ数: 384ページ

電子版

• 発売日: 2003年04月11日
• JDCN: 0619654200100011000H

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  私の吉川英治

  初出

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  解説

  初出

著者紹介

著： 吉川　英治（ヨシカワ　エイジ）