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新・平家物語(三)
シン・ヘイケモノガタリ
- 著: 吉川 英治
平治の乱の実際の戦闘は、わずか半日だった。だが、この半日を境に源平の明暗は大きく分れる。源氏一門の棟梁義朝は、都を落ちてゆく途中で非業の最期を遂げ、その子義平、頼朝は勿論、常盤(ときわ)に抱かれた乳のみ児の牛若まで、業苦の十字架を背負って生きる。一方、宿敵の源氏を軍馬で蹂躙(じゅうりん)した清盛は、もはや公卿の頤使(いし)には甘んじていなかった。平家全盛の鐘は、高らかに鳴りはじめている――。
平治の乱を境に、源平の明暗は大きく分れる源氏の白旗は泥にまみれ、義朝は都を落ちてゆく。その子義平、頼朝は勿論、常盤御前に抱かれた乳のみ児の牛若まで、業苦の十字架を背負う。世は平家全盛に――。
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書誌情報
紙版
発売日
1989年05月09日
ISBN
9784061965492
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
422ページ
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0619654900100011000D
収録作品
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作品名初出
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作品名
私の吉川英治
初出
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作品名
作品紀行
初出