
マイページに作品情報をお届け!
新・平家物語(七)
シン・ヘイケモノガタリ
- 著: 吉川 英治
源三位頼政は、殲滅された源氏一族にあって、異例といえるくらい、清盛の殊遇をうけた人であった。その彼が、なにゆえ76歳の高齢もかえりみず、平家打倒に起ちあがったのか。そして戦いは断橋の悲痛な叫びを残して終ったが、これを境に反平家の勢力は、燎原の火の如く各地に蹶起する。――伊豆での旗拳げに1度は失敗した頼朝も、鎌倉に本拠を定めて、都を窺う。
伊豆の頼朝、挙兵。つづいて木曽の義仲が。打倒平家に起ちあがった源三位頼政の悲壮な最期を機に、反平家の勢力は燎原の火の如く各地に蹶起する。治承四年は暴風雨時代に入り、平家の命運も今や風前の灯。
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
1989年06月02日
ISBN
9784061965539
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
458ページ
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0619655300100011000L
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
私の吉川英治
初出
-
作品名
作品紀行
初出