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はやぶさ新八御用帳(九)王子稲荷の女
ハヤブサシンパチゴヨウチョウオウジイナリノオンナ
- 著: 平岩 弓枝

大晦日の王子稲荷に現われた不吉な狐火と白い着物の女。そして正月早々、殺人事件が……。どこにも死体が見当らない奇妙な事態に、狐の仕業との噂もとび出した。──表題作ほか6編。
●「はやぶさ新八御用帳」登場人物
・隼新八郎──根岸肥前守直属の家臣。南町奉行所内与力。
・根岸肥前守──南町奉行。新八郎の主君。
・お鯉──根岸肥前守の侍女。新八郎とは、かつて一夜を共にした。
・大久保源太──定廻り同心。仕事熱心で、新八郎とは刎頸の交わりを結ぶ。
・鬼勘──湯島の名岡っ引、勘兵衛の呼称。今は隠居の身。
・小かん──鬼勘の娘。本名はお初。男まさりで口八丁手八丁。
・藤助──駒込の岡っ引。大久保源太を通じて新八郎をを知り、今では一の子分の気でいる。
書誌情報
紙版
発売日
1998年10月14日
ISBN
9784062093378
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
250ページ
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
王子稲荷の女
初出
『小説現代』1998年1月号・2月号
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作品名
寒紅梅
初出
『小説現代』1998年3月号
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作品名
里神楽の殺人
初出
『小説現代』1998年4月号
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作品名
柳と蛙
初出
『小説現代』1998年5月号
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作品名
夕顔観音堂
初出
『小説現代』1998年6月号
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作品名
あやかし舟
初出
『小説現代』1998年7月号
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作品名
虫売りの男
初出
『小説現代』1998年9月号