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使徒的人間―カ-ル・バルト
シトテキニンゲンカール・バルト
- 著: 富岡 幸一郎

宇宙の広がりの中に置かれた人類の目標を予見する言葉。
──気鋭の文芸評論家、渾身の快著──
カール・バルトが、生涯自らの仕事机の正面に掲げた十字架像。画家グリューネヴァルトの描く、ヨハネ像のたくましく指さしている姿のわきに、「彼は必ず栄え、わたしは衰える」の文字が刻まれている。これこそ、使徒的人間の、ヨハネが指さしている方に対する立場である。すなわち、重大なのは、対象である神そのものであり、それを語り、指さす者ではない。これが聖書の“批評的”明察である。
書誌情報
紙版
発売日
1999年05月25日
ISBN
9784062095624
判型
四六
価格
定価:2,860円(本体2,600円)
ページ数
334ページ
初出
『群像』1997年1月号~1998年9月号
著者紹介
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