高山右近

マイページに作品情報をお届け!

高山右近

タカヤマウコン

文芸(単行本)

「世の栄達に何の値あろうぞ」
激動の戦国時代を揺るぎない信の道で貫いた高潔のキリシタン大名の生涯
時代に惑わぬ信とは何か?

今という時代に翻弄される日本人必読の書
「右近殿の名前は、マニラでは有名です。日本のキリシタン大名の代表であり、秀吉大王と現在の家康大王の伴天連追放と迫害の時代に信仰を守って生き抜いてきたことに敬意を覚え、ぜひともマニラ全市をあげて歓迎したいと言っているのです」「それはかたじけないし、名誉なことですが、拙者はそのような歓迎に値しない」と右近は言った。


書誌情報

紙版

発売日

1999年09月20日

ISBN

9784062098311

判型

四六

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

336ページ

初出

『群像』’99年9月号

著者紹介

既刊・関連作品一覧