濁った激流にかかる橋

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濁った激流にかかる橋

ニゴツタゲキリユウニカカルハシ

文芸(単行本)

60年に一度の大逆流がやってくる。
激流に分断された市(まち)、右岸と左岸をつなぐ異形な橋の上でそれぞれの生が交錯する瞬間──。世界を凝縮した連作長篇小説。


書誌情報

紙版

発売日

2000年07月10日

ISBN

9784062102599

判型

四六

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

348ページ

初出

濁った激流にかかる橋(「濁った激流の上にかかる橋」を改題)「群像」1997年10月号 泥水の激流の右岸に住むさいづち頭の子孫-同98年7月号 霧のかかる騒がしい橋からのひそやかな堕落-同98年10月号 ドエル・リバーサイドのひとりぼっちの幽霊-同99年1月号 橋の上で赤い銅貨のような光を浴びる女-同99年5月号 かの有名な氾濫原のバレリーナとその子孫-同99年7月号 ほか

著者紹介

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