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いまの音 むかしの音
イマノオトムカシノオト
- 著: 遠山 一行

卓抜な論理と感覚が、20世紀芸術の本質を明らかにする。幸福な音楽とは何か? 幸福な音とは何か? ーーピカソは、芸術とは何かをさがしまわることではなくて、何かに出会うことだといった。そうして出会った音が何か自分にとって特別なもの、特別な意味を持っているものと感じた時、その人は音楽家になるのである。決してその逆ではない。音楽についての情報を頭につめこんだ音楽家には、その出会いが困難なものになる。……昔の音をなつかしく思うのは事実である。私が音楽を選んだのはその音によってである。それがいま失われようとしているのは何故か。……私はただ昔をなつかしんでいるわけにはゆかないのである。
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書誌情報
紙版
発売日
2000年10月27日
ISBN
9784062102629
判型
A5
価格
定価:2,640円(本体2,400円)
ページ数
184ページ
電子版
発売日
2020年08月21日
JDCN
06A0000000000099944V
初出
<いまの音 むかしの音> 「本」1999年6,7,8,9,10,11,12月号2000年2,4,1,5月号 <音楽手帖> 「群像」1996年2,3,4,6,7,8,12月号1997年1,4,5月号
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