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中原の虹 第二巻
チュウゲンノニジ
- 著: 浅田 次郎

偉大なる母 西太后、死す。
「この国は私が滅ぼす」。その悲壮な決意に、春児(チュンル)は、光緒帝は――。
圧倒的感動で描かれる、ひとつの歴史の終焉。中国歴史巨編、佳境!
「春児(チュンル)。春児。私は死ぬけれど、どうかこの国の行末をおまえの目で見定めておくれ。そしていつか、あの世で教えてほしい。陛下、この国はとうとう誰のものにもなりませんでした、ってね」民を愛し、たった1人で清朝を支えた太后の美しくも凄絶な最期。そして最後の皇帝が、玉座に登る――。
第42回吉川英治文学賞受賞
書誌情報
紙版
発売日
2006年11月02日
ISBN
9784062137393
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
382ページ
初出
『小説現代』2005年3月号~2006年2月号
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お知らせ
浅田次郎先生が第9回日本歴史時代作家協会賞 功労賞を受賞しました。