正妻 慶喜と美賀子(上)

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正妻 慶喜と美賀子(上)

セイサイヨシノブトミカコ

文芸(単行本)

わしは将軍にはならん。どんなことがあってもならぬつもりだーー。幕府と朝廷の関係が激しく揺れ動く幕末。京から江戸へと嫁いだ、一人の姫がいた。その夫、家康公の再来とも噂される男こそ、のちに「最後の将軍」となる徳川慶喜であった。公家の姫から将軍の妻となった美賀子の人生を通して、幕末の動乱と人間の深淵を描く林真理子の傑作歴史長編。


新聞連載時から大きな話題を呼んだ傑作長編!

わしは将軍にはならん。どんなことがあってもならぬつもりだ――。
幕府と朝廷の関係が激しく揺れ動く幕末。京から江戸へと嫁いだ、一人の姫がいた。その夫、家康公の再来とも噂される男こそ、のちに「最後の将軍」となる徳川慶喜であった。公家の姫から将軍の妻となった美賀子の人生を通して、幕末の動乱と人間の深淵を描く、林真理子の傑作歴史長編。

※初出
2011年12月13日より2012年12月9日まで下記の新聞に連載されたものに加筆・修正いたしました。
(釧路新聞、函館新聞、室蘭民報、東奥日報、新潟日報、茨城新聞、信濃毎日新聞、千葉日報、静岡新聞、山梨日日新聞、島根日日新聞、山陽新聞、中國新聞、佐賀新聞)


書誌情報

紙版

発売日

2013年08月03日

ISBN

9784062185240

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

290ページ

初出

2011年12月13日より2012年12月9日まで下記の新聞に連載されたものに、加筆・修正したもの。(釧路新聞、函館新聞、室蘭民報、東奥日報、新潟日報、茨城新聞、信濃毎日新聞、千葉日報、静岡新聞、山梨日日新聞、島根日日新聞、山陽新聞、中國新聞、佐賀新聞)

著者紹介

著: 林 真理子(ハヤシ マリコ)

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。1982年エッセイ集『ルンルンを勝っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。1986年「最終便に間に合えば/京都まで」で直木賞、1995年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞。エッセイも数多く、2013年には初の新書『野心のすすめ』がベストセラーに。吉川英治文学賞、柴田錬三郎賞、直木賞、山田風太郎賞、講談社エッセイ賞など選考委員も多数務める。

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  • お知らせ

    林真理子先生が第4回野間出版文化賞を受賞しました。(2022.11.04)