もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-

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もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-

モウヒトツノバルスミヤザキハヤオトテンクウノシロラピュタノジダイ

文芸(単行本)

あの名シーン「バルス」にはもう一つのアイデアが存在した。宮崎駿監督の姿を制作進行として間近で見続けた著者が『天空の城ラピュタ』誕生30年に初めて明かす名作アニメの創作秘話。ジブリファン、アニメファンだけでなく、多くの方にオススメしたい感動のノンフィクション!


あの名シーン「バルス」には
もう一つのアイデアが存在した。
宮崎駿監督の姿を間近で見続けた著者が
『天空の城ラピュタ』誕生30年に
初めて明かす名作アニメの創作秘話。

宮崎駿監督は口にする
「この作品が失敗したら、次回作はありません」
スタジオジブリ創設第1作にして、
会社の存亡がかかった『天空の城ラピュタ』。
日本が空前のバブル景気に沸きかえる中、
宮崎監督と多くのアニメーターたちは、
どのようにプレッシャーと闘い、情熱を注いだのか。
これまでほとんど語られたことのなかった
スタジオ内での監督の素顔、制作過程、
作品考察を交えて描くスタジオジブリの10ヵ月。
フィルム完成から公開までわずか10日!
そのギリギリのドラマがついに書籍化!

ジブリファン、アニメファンだけでなく、
多くの人にオススメしたい感動のノンフィクション!


目次

プロローグ
第1章 スタジオジブリ入社への道
第2章 「この作品は失敗できない」
第3章 地蔵の人
第4章 フラップターの謎
第5章 愛された悪役「ムスカ」
第6章 馬車と喧嘩と原画頭
第7章 不思議のポムじいさん
第8章 予告編とテストフィルム
第9章 「馬之介」の思い出
第10章 神の降臨
第11章 「あと1時間くれ」
第12章 もう一つの「バルス」
第13章 『ラピュタ』最後の作画カット
第14章 落涙
ちょっと長くて勝手なエピローグ

書誌情報

紙版

発売日

2016年10月06日

ISBN

9784062202435

判型

四六

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

ページ数

194ページ

著者紹介

著: 木原 浩勝(キハラ ヒロカツ)

1960年兵庫県生まれ。アニメ制作会社・トップクラフト、パンメディア、スタジオジブリに所属。『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などの制作に関わる。 1990年『新・耳・袋』で作家デビュー。以来、「新耳袋」、「九十九怪談」、「隣之怪」、「現世怪談」シリーズ、『禁忌楼』など怪談作品を次々発表。1998年から続く怪談トークライブ「新耳袋」(新宿・大阪ロフトプラスワン)やラジオ番組「怪談ラヂオ~怖い水曜日」(ラジオ関西)も好評を博す。 これまで関わった代表作に『空想科学読本』、『このマンガがすごい!』、『いつまでもデブと思うなよ』、『怪談四代記 八雲のいたずら』、『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』などがある。 また怪談をはじめ、アニメやコミックなど「モノ作り」に関する講演活動を日本のみならず海外でも広く行っている。

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