人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか

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人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか

ニンゲントキカイノアイダココロハドコニアルノカ

爆発的な技術進化の時代、「明日」はどうなっているのだろう? 人工生命×アンドロイド、白熱の議論と「機械人間オルタ」の全貌。


「生身の肉体」は「人間」の条件から外れつつある――石黒浩

シンギュラリティとは、人間が変わっていくことである――池上高志

数年後、われわれの世界認識は今とどのくらい変わっているだろうか。
人工生命やアンドロイドと暮らす未来は、すぐ近くまで来ている。
人間の制約を取り払い、なお「人間」であるとはどういうことか?
爆発的な技術進化の時代の、「明日」の考え方。


ⒸHiroshi Ishiguro/Takashi Ikegami

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目次

はじめに
1――石黒浩
 時間――三次元から自由になるために
知能――世界のモデル化     
 機械化――人間がアンドロイドになるとき  
 対話――進化の逆問題
 社会――ロボットの社会性
 意識――「私」をめぐる哲学
機械人間オルタ
 オルタの開発
対話――機械人間
 オルタの解剖学
対話――生命をつくるもの
2――池上高志
意識――インターネットは脳になれるか
 対話――一〇〇年後のチューリング・テスト
 社会――人工生命化する社会
 機械化――人工知能と次元の溢れ
 知能――生命の計算
 時間――脳がつくる時間発展
あとがき

書誌情報

紙版

発売日

2016年12月07日

ISBN

9784062203852

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

264ページ

電子版

発売日

2017年01月06日

JDCN

0622038500100011000N

著者紹介

著: 池上 高志(イケガミ タカシ)

池上高志(いけがみ たかし) 1961年、長野県生まれ。複雑系・人工生命研究。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士(物理学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。人工生命(ALIFE)に新たな境地を切り拓き、研究を世界的に牽引。アート作品でも注目される。著書に『動きが生命をつくる』『生命のサンドイッチ理論』など。

著: 石黒 浩(イシグロ ヒロシ)

石黒浩(いしぐろ ひろし) 1963年、滋賀県生まれ。ロボット研究。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授(特別教授)。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。人間酷似型ロボット(アンドロイド)研究開発の第一人者として世界的に注目される。著書に『ロボットとは何か』『アンドロイドは人間になれるか』など。

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