決戦!忠臣蔵

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決戦!忠臣蔵

ケッセンチュウシングラ

文芸(単行本)

夢枕獏が、山本一力が、諸田玲子が……「忠臣蔵」を描く! いままで戦国時代を舞台にすることが多かった「決戦!」シリーズだが、今回の舞台は江戸は元禄、テーマは「忠臣蔵」。当代きっての名手・七人が、日本人が愛し続ける物語に挑む。義挙を前にした人々の悲哀、本懐を遂げた男たちの晴れ晴れとした思い。そして、主君を守れなかった吉良方の無念……。今までにはない、”涙”の「決戦!」シリーズの誕生。


夢枕獏が、山本一力が、諸田玲子が……「忠臣蔵」を描く! いままで戦国時代を舞台にすることが多かった「決戦!」シリーズだが、今回の舞台は江戸は元禄、テーマは「忠臣蔵」。当代きっての名手・七人が、日本人が愛し続ける物語に挑む。
義挙を前にした人々の悲哀、本懐を遂げた男たちの晴れ晴れとした思い。そして、主君を守れなかった吉良方の無念……。今までにはない、”涙”の「決戦!」シリーズの誕生。


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目次

鬼の影 葉室麟
妻の一分 朝井まかて
首無し幽霊 夢枕獏
冥土の契り 長浦京
雪の橋 梶よう子
与五郎の妻 諸田玲子
笹の雪 山本一力

書誌情報

紙版

発売日

2017年03月29日

ISBN

9784062204996

判型

四六変型

価格

定価:1,705円(本体1,550円)

ページ数

256ページ

初出

「鬼の影」「妻の一分」「首無し幽霊」「与五郎の妻」「笹の雪」は「小説現代」2017年1月号、「雪の橋」は3月号に掲載されたものを加筆・修正。「冥土の契り」は書き下ろしです。

収録作品

  • 作品名

    鬼の影

    初出

    『小説現代』2017年1月号

  • 作品名

    妻の一分

    初出

    『小説現代』2017年1月号

  • 作品名

    首無し幽霊

    初出

    『小説現代』2017年1月号

  • 作品名

    冥土の契り

    初出

    書き下ろし

  • 作品名

    雪の橋

    初出

    『小説現代』2017年3月号

  • 作品名

    与五郎の妻

    初出

    『小説現代』2017年1月号

  • 作品名

    笹の雪

    初出

    『小説現代』2017年1月号

著者紹介

著: 葉室 麟(ハムロ リン)

1951年福岡県生まれ。2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、デビュー。2007年『銀漢の賦』で松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。最新作は『風のかたみ』。

著: 朝井 まかて(アサイ マカテ)

1959年大阪府生まれ。2008年第3回小説現代新人賞奨励賞を受賞しデビュー。2014年『恋歌』で直木賞、『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞を受賞。最新作は『銀の猫』

著: 夢枕 獏(ユメマクラ バク)

1951年神奈川県生まれ。『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞受賞、『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞をトリプル受賞。最新作は『ヤマンタカ 大菩薩峠血風録』。

著: 長浦 京(ナガウラ キョウ)

1967年埼玉県生まれ。2011年『赤刃』で、第6回小説現代長編新人賞を受賞。次作の『リボルバー・リリー』が第十九回大藪春彦賞受賞。

著: 梶 よう子(カジ ヨウコ)

東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学大賞を受賞。2008年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビュー。2016年『ヨイ豊』で第154回直木三十五賞候補、第5回歴史時代作家クラブ作品賞受賞。近著に『連鶴』『葵の月』『北斎まんだら』など多数。

著: 諸田 玲子(モロタ レイコ)

1954年静岡県生まれ。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2012年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。著書に『きりきり舞い』『帰蝶』など多数。最新作は『梅もどき』

著: 山本 一力(ヤマモト イチリキ)

1948年高知県生まれ。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。著書に『深川黄表紙掛取り帖』『牡丹酒』『朝の霧』『千両かんばん』など多数。最新作は『カズサビーチ』。

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