
マイページに作品情報をお届け!
がんばりすぎない、悲しみすぎない。 「がん患者の家族」のための言葉の処方箋
ガンバリスギナイカナシミスギナイガンカンジャノカゾクノタメノコトバノショホウセン
- 著: 樋野 興夫
「がん哲学外来」の提唱者が、初めて「がん患者の家族」のために書いた一冊。著者は、これまで3000人以上のがん患者の相談を受けてきた順天堂大学医学部教授で「がん哲学外来」提唱者の樋野興夫先生。がん患者を「支える側」の悩みや不安に優しく寄り添います。特別対談 池上彰×樋野興夫「がんは人生を見つめるチャンス」特別付録 各地のがん哲学外来・カフェ
「がん哲学外来」の提唱者が、初めて「がん患者の家族」のために書いた一冊。
苦しんでいる患者を前に、「健康な自分が弱音を吐くことなどできない」と一人悩まれている家族の方は、この本を読むことで、少しは気持ちがラクになっていただけるのではないでしょうか。また家族だけでなく、患者自身もこの本を読んで、家族の思いを知ってほしいと思っております。
八方ふさがりでも、天は開いています。私の言葉をきっかけに、それぞれに自分の足下を照らす懐中電灯を見つけていただけたら嬉しく思います。(「はじめに)より)
今や、2人に1人ががんになる時代。自分、もしくは家族ががんになることから逃れられない時代といえます。
医学の進歩により、がんという病気そのものは治りやすくなりました。しかし、がんをきっかけにうつ的な症状があらわれたり、これまで表面化していなかった家族間のひずみがあらわになることもあるといいます。 がんになることで、うつや家庭の崩壊が起こってしまう。これはがんが引き起こす第二の病と言っていいでしょう。
著者は、これまで3000人以上のがん患者の相談を受けてきた順天堂大学医学部教授で「がん哲学外来」提唱者の樋野興夫先生。がんを上手に乗り越えられる「がん患者の家族」の心がまえを、具体的なエピソードを交えつつ紹介。がん患者を「支える側」の悩みや不安に優しく寄り添います。
特別対談 池上彰×樋野興夫
「がんは人生を見つめるチャンス」
特別付録 各地のがん哲学外来・カフェ
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第一章 受け入れる~宣告・治療の選択
第二章 共に戦う~治療
第三章 寄り添う~転移・再発・緩和ケア
特別対談 池上彰×樋野興夫
「がんは人生を見つめるチャンス」
特別付録 各地のがん哲学外来・メディカルカフェ
書誌情報
紙版
発売日
2017年08月25日
ISBN
9784062206150
判型
小B6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
194ページ
電子版
発売日
2017年08月26日
JDCN
06A0000000000003898M
著者紹介
ひの・おきお 1954年、島根県生まれ。医学博士。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォクスチェース癌センター、癌研究会・癌研究所実験病理部部長などを経て現在は順天堂大学医学部、病理・腫瘍学教授。一般社団法人がん哲学外来理事長。著書は『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』(幻冬舎)『がん哲学外来へようこそ 』(新潮新書)など多数。医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるべく、全国各地で講演をするなど、精力的に活動している。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
75歳からのがん治療
-
「がん」はどうやって治すのか
-
血液のがんがわかる本 リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫
-
医師 近藤誠 がん・部位別 「余命宣告」をされても生き延びた!51人の証言
-
名医が答える! 大腸がん 治療大全
-
口・のどのがん 舌がん、咽頭がん、喉頭がんの治し方
-
がんと闘う病院
-
「延命効果」「生活の質」で選ぶ。 最新 がん・部位別治療事典
-
ガンを告げる瞬間
-
がん消滅
-
家族が「がん」になったら
-
ガン回廊の炎
-
ガン回廊の朝(あした)
-
がん生還者の記録
-
「がん」はなぜできるのか
-
日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学
-
子宮がん・卵巣がん より良い選択をするための完全ガイド
-
このまま死んでる場合じゃない!
-
幸せながん患者
-
「やみくも抗がん剤」にNo! 再発・転移がんと闘う方法
-
血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫
-
いのちのスタートライン
-
女性なら知っておきたい「遺伝性がん」のこと
-
ムダながん治療を受けない64の知恵
-
働く女性のための がん入院・治療生活便利帳
-
余命2ヵ月を完治に導くがん活性消滅療法
-
Q&Aでよくわかる「子宮体がん」
-
済陽式 抗がんつくりおきおかず
-
がんワクチン治療革命
-
末期ガンなのにステーキを食べ、苦しまずに逝った父
-
二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由
-
生きる力がわく「がん緩和医療」
-
人がガンになるたった2つの条件
-
私の末期がんを治した毎日の献立
-
私の晩期がんを治した毎日の献立
-
私のがんを治した毎日の献立
-
死なない練習
-
済陽式抗がん食材帖 治った人が食べていた!
-
見捨てられたがん患者さんへ-休眠療法が“がん難民”を救う
-
医者の言いなりにならない「がん患者学」
-
遺伝子検査からはじまるオーダーメイドがん治療の時代
-
ママが生きた証
-
その「がん宣告」を疑え 病理医だから見分けるグレーゾーン
-
がん治療の常識・非常識
-
がん治療「究極の選択」
-
がん休眠療法
-
がん患者
-
がんを狙い撃つ「樹状細胞療法」
-
ガンを切らずに治す内視鏡治療「ESD」がわかる本
-
がんを生きる
-
がんはなぜ生じるか
-
ガンは「生活習慣」が「遺伝」の10倍
-
がんになる人 ならない人
-
ガンでもくじけない ―誰かのために生きること―
-
がんから生還した私の常食とジュース