思い出のマーニー When Marnie Was There

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思い出のマーニー When Marnie Was There

オモイデノマーニー

 スタジオジブリが2014年夏に公開する映画『思い出のマーニー』の原作です。英語の原文をそのまま掲載し、難しい単語や表現については巻末に注釈を加えました。
 孤児の少女アンナは、なかなか周りと打ち解けることができない子供。学校で友達も作らず、自分一人の世界の中で生きています。夏休みが始まる少し前、ある理由から、アンナは海辺の村に住む老夫婦のもとに預けられることに。そして毎日海辺で一人遊んでいると、不思議な少女マーニーに出会います。アンナにとっては初めてできた友達で、マーニーもまた同年代の友達ができ、とても喜びます。秘密を分かち合い、砂浜で遊び、いつしか無二の親友となる二人。ところがある日、マーニーはふっつりと姿を消してしまいます。
 マーニーを探し、彼女が住んでいた海辺を見下ろす屋敷のことを調べていくうちに、思いがけない秘密を知るアンナ。そして彼女自身の中でも、彼女の身の回りでもさまざまな変化が起こり始め・・・。
 イギリスの片田舎の風景と、思春期の少女の成長を美しい筆致で描いた、児童文学の隠れた名作。英語で読んでその世界を堪能してみましょう。


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書誌情報

紙版

発売日

2014年06月20日

ISBN

9784062500807

判型

A6

価格

定価:935円(本体850円)

ページ数

288ページ

シリーズ

KODANSHA ENGLISH LIBRARY

著者紹介

著: ジョーン.G・ロビンソン(ジョーン.G・ロビンソン)

イギリスの児童文学作家(1910-1988)。イラストレーターとして勉強した後、1939年より子供向けの本の執筆を始める。生涯で30冊以上の本を出版し、そのうち1953年から始まった「テディ・ロビンソン」シリーズは大人気となる。主な作品に『くまのテディ・ロビンソン』(福音館書店)、『クリスマスってなあに?』(岩波書店)、『おはようスーちゃん』(アリス館)など。

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