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海月奇談(下)
カイゲツキダン

天本の脳裏に、あの男の言葉がよみがえる。行方不明になった河合。重傷を負った早川。龍村は負傷し、誰より愛しい敏生は拐された。そしてついに式神・小一郎までもが――。これはおまえの罪。知らなかった罪。知ろうとしなかった罪。あの男はそう言った。では、すべての事件はそのために起きたのだというのか。だが、いったい誰がこんな――? 天本の前にいま、驚愕の真相が現れる……。
罪(SIN)――それが、おまえの名。
愛する人々を襲ったのはいったい何者なのか。ただひとり残されたとき、天本森は――?
「おまえの名は森――罪(SIN)」
天本の脳裏に、あの男の言葉がよみがえる。行方不明になった河合。重傷を負った早川。龍村は負傷し、誰より愛しい敏生は拐された。そしてついに式神・小一郎までもが――。これはおまえの罪。知らなかった罪。知ろうとしなかった罪。あの男はそう言った。では、すべての事件はそのために起きたのだというのか。だが、いったい誰がこんな――? 天本の前にいま、驚愕の真相が現れる……。
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目次
六章 影をまとってひとり
七章 僕は用意もなく
八章 巻き戻しすぎた時間
九章 自由なはずだった未来
十章 消したい記憶を
十一章 雨が止んだなら
下巻のためのあとがき
書誌情報
紙版
発売日
2003年10月03日
ISBN
9784062556989
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2014年03月07日
JDCN
0625569800100011000V