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量子力学の解釈問題
リョウシリキガクノカイシャクモンダイジッケンガシサスルタセカイノジツザイ

「地動説」に匹敵する宇宙像の転回!
あなたはこの世界観を受け入れられるか!?
最近の実験は「解釈論争」を大きく変える!
「意識をもつ観測者」が状態を収縮させる力を認めるか、自分のコピーが無数に存在することを受け入れるか――。長らく信じられてきた「コペンハーゲン解釈」に代わり、最近の実験は「多世界解釈」を明確に支持している。本書は、解釈問題の歴史を丁寧に振り返ったうえで、並行世界を利用して“爆弾”を検知しているとしか思えない驚きの実験などを紹介しながら、なぜ「多世界解釈」が合理的なのかを論証していく。
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 不思議な世界
第2章 従来の描像に固執すると
第3章 推論による収縮
第4章 拡大されたホラー物語
第5章 先人の証言
第6章 ヒルベルト空間に移動せよ
第7章 望まれる局所性
第8章 多世界への導入
第9章 多世界を利用する1――信じがたい観測
第10章 多世界を利用する2――量子コンピュータ
第11章 多世界解釈の推進者たち
第12章 多世界の恐怖
第13章 古典戦士――ロジャー・ペンローズ
第14章 新時代の戦士――アントン・ツァイリンガー
第15章 多世界解釈の証明と改良
書誌情報
紙版
発売日
2008年05月22日
ISBN
9784062576000
判型
新書
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
通巻番号
1600
ページ数
328ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
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