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「書」と漢字
ショトカンジワヨウセイセイノドウテイ
- 著: 魚住 和晃

聖徳太子、光明皇后、弘法大師……。時代を代表する名筆は、王義之、欧陽詢等中国の書法とどうとり組んだのか。造形性という視点から、書道史上に残る謎を解き明かし、和様書法の創始者小野道風に到る道を探る。
目次
1 聖徳太子は三経義疏を書きえたか――法華義疏
2 日本最古の碑の謎――宇治橋断碑
3 欧陽詢書法の展開――金剛場陀羅尼経
4 東大寺献物帳は語る――正倉院文書
5 空海の書法の意味――風信帖と金剛般若経開題
6 千変万化の筆脈――伊都内親王願文
7 天才児道風と和様――智証大師賜号勅書と玉泉帖
書誌情報
紙版
発売日
1996年05月10日
ISBN
9784062580762
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
76
ページ数
266ページ
シリーズ
講談社選書メチエ