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骨から見た日本人
ホネカラミタニホンジンコビョウリガクガカタルレキシ
- 著: 鈴木 隆雄

骨は情報の宝庫である。「平和の民」縄文人に残る戦闘の証。古墳時代の結核大流行。娼婦の8割を襲った江戸の梅毒。骨に刻まれた病気を読みとき、日本の社会構造を明らかにする。
目次
●最初に花を愛でし人びと――ネアンデルタール人の病気
●戦いはいつはじまったか――「牧歌的社会」をくつがえす
●障害と向き合う――縄文の介護社会
●結核が在来人を襲う
●刀と病と極楽と――鎌倉の世界
●命長ければ病多し
●現代人の骨の老化と死への想い
書誌情報
紙版
発売日
1998年10月09日
ISBN
9784062581424
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
142
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社選書メチエ