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知の教科書 フーコー
チノキョウカショフーコー
- 著: 桜井 哲夫

知の考古学者フーコーは何を見ていたのか? 大哲学者の著作も無名の人のメモも制度に関する報告も同列の言説として、そこに浸透している知の様式に目を向けるフーコー。刺激的なその思想がよく理解できる本。
知の考古学者、フーコー。そのまなざしは、「主体」「権力」「自己」「性」の根元へと向けられる。いかにして人は服従する主体となるのか、あるいは、言説を形作っている知の様式は時代・文化によりどう変わるのか……。もっとも刺激的な思想家を、やさしく、まるごと理解するための最適教科書。(講談社選書メチエ)
【目次より】
●フーコーの生涯と思想
●フーコー思想のキーワード
●三次元で読むフーコー
●知のみなもとへ――著作解題
●フーコー最後のメッセージ
●知の道具箱
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目次
●フーコーの生涯と思想
●フーコー思想のキーワード
●三次元で読むフーコー
●知のみなもとへ――著作解題
●フーコー最後のメッセージ
●知の道具箱
書誌情報
紙版
発売日
2001年05月10日
ISBN
9784062582087
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
208
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2013年05月24日
JDCN
0625820800100011000D
著者紹介
1949年生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京経済大学コミュニケーション学部教授。専攻は、近・現代社会史、現代社会論。 主な著書に、『ことばを失った若者たち』『〈自己責任〉とは何か』『フーコー 知と権力』『TV 魔法のメディア』『不良少年』などがある。