インド植民地官僚

インド植民地官僚

インドショクミンチカンリョウ

講談社選書メチエ

人口3億のインドを支配した大英帝国1300人の選良たち。「国王の王冠にはめ込まれた最大の宝石・インド」へ、イギリスの青年たちはどういう情熱に駆られて赴いたのか。選ばれた者たちの出自・エートスと統治のシステムを詳細に分析。

【目次】
序章 植民地を統治するエリート官僚集団
第一章 インド高等文官の選抜とキャリア
第1節 リクルートメントのありよう
第2節 キャリアの概観
第二章 統治システム改革とインド高等文官たち
第1節 モンタギュー=チェルムスフォード改革の策定
第2節 「改革」とインド高等文官のアイデンティティ
第3節 1935年インド統治法の制定
第三章 インド高等文官たちの生活史
第1節 高等文官たちの結婚
第2節 「官僚貴族」の社交生活
第3節 退職後の活動 再就職問題
第4節 インド高等文官の子供たち
結論
関連年表


  • 前巻
  • 次巻

目次

序章 植民地を統治するエリート官僚集団
第一章 インド高等文官の選抜とキャリア
第1節 リクルートメントのありよう
第2節 キャリアの概観
第二章 統治システム改革とインド高等文官たち
第1節 モンタギュー=チェルムスフォード改革の策定
第2節 「改革」とインド高等文官のアイデンティティ
第3節 1935年インド統治法の制定
第三章 インド高等文官たちの生活史
第1節 高等文官たちの結婚
第2節 「官僚貴族」の社交生活
第3節 退職後の活動 再就職問題
第4節 インド高等文官の子供たち
結論
関連年表

書誌情報

紙版

発売日

2001年07月10日

ISBN

9784062582162

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

216

ページ数

216ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 本田 毅彦(ホンダ タケヒコ)

1961年、愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。オックスフォード大学より博士号取得。専攻はイギリス近現代史。帝京大学文学部史学科助教授。