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知の教科書 ニーチェ
チノキョウカショニーチェ
- 著: 清水 真木

哲学史の十字路に佇む孤独な怪獣
誤解され続けてきた哲学者ニーチェ。
病気に苦しむ哲学者の健康法とは、発狂後に描かれたただ1枚のスケッチが告げるものとは、思想誕生の秘密とは――。喜劇的で少し哀しい生涯を辿りながら、そのラディカルな思想の全貌を明らかにする。
〈本書の内容〉
●プロローグ――新しき海へ
●ニーチェの生涯と思想
●ニーチェのキーワード――教養俗物/ニヒリズム/ディオニュソス的なもの
●三次元で読むニーチェ――ニーチェ百景/アリアドネと2つの三角形/敵たちよ、敵などいないのだ
●著作解題――『人間的な、あまりに人間的な』/七つの序文/『道徳の系譜学』
●エピローグ――新しき海から
●知の道具箱――ブックガイド/ニーチェの軌跡
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書誌情報
紙版
発売日
2003年09月12日
ISBN
9784062582797
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
279
ページ数
242ページ
シリーズ
講談社選書メチエ