「弱い父」ヨセフ キリスト教における父権と父性

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「弱い父」ヨセフ キリスト教における父権と父性

ヨワイチチヨセフ キリストキョウニオケルフケントフセイ

講談社選書メチエ

父は弱い だが父は強い
父の「原型」から21世紀の父親像を考える

受け入れ、養う。それが父親の役割だ。望まずしてイエス・キリストの父となった聖ヨセフ。聖書にはほとんど言及のなかった1人の「父」が、すべての「父」のモデルになったのはなぜか。ヨセフ像の変遷をたどりながら、現代に必要とされている真の父の「ありかた」を考える。

【目次】
はじめに
序章 可能性のヨセフ
第一章 ヨセフの生涯
第二章 観想のヨセフ 聖フランチェスコの馬小屋
第三章 政治のヨセフ
第四章 ヨセフが父になったわけ
第五章 不思議のヨセフ
第六章 ヨセフの二一世紀
終章 「強い父」と聖ヨセフ
おわりに
主要参考文献
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
序章 可能性のヨセフ
第一章 ヨセフの生涯
第二章 観想のヨセフ 聖フランチェスコの馬小屋
第三章 政治のヨセフ
第四章 ヨセフが父になったわけ
第五章 不思議のヨセフ
第六章 ヨセフの二一世紀
終章 「強い父」と聖ヨセフ
おわりに
主要参考文献
索引

書誌情報

紙版

発売日

2007年08月11日

ISBN

9784062583954

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

395

ページ数

228ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 竹下 節子(タケシタ セツコ)

1951年生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同大学博士課程、パリ大学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。フランス在住。著書に『聖母マリア』『知の教科書 キリスト教』(ともに講談社選書メチエ)、『ローマ法王』(中公文庫)、『からくり人形の夢』(岩波書店)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説の虚実』(中央公論新社)などがある。

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