イスラーム教 「異端」と「正統」の思想史

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イスラーム教 「異端」と「正統」の思想史

イスラームキョウイタントセイトウノシソウシ

講談社選書メチエ

イスラーム教形成のプロセスを根源から考察。「正統」は「異端」から生まれる。ムハンマドが創始した宗教がスンニ派、シーア派に分かれ我々の知るイスラーム教になるまでの過程を読み直す新たな思想史の登場。
「最終預言者」ムハンマド亡き後、「信仰」の正しさは誰が決めるのか。あくまで信仰の純正性を追究する「極端派」、生活との「妥協」を計るその他の多数派。イスラーム教は両者の対立・抗争のダイナミズムから誕生した。イスラーム教形成のプロセスを根源から考察し、ムハンマドが創始した新たなる宗教がスンナ派、シーア派に分かれ、われわれの知る「イスラーム教」になるプロセスを読み直す、スリリングな思想史の登場。

【目次】
はじめに
第一章 理想の信仰共同体と「分派」の出現
第二章 「異端」と「正統」
第三章 「宗教宗派」シーア派の成立
第四章 イマーム派と極端派
第五章 イスラーム教のメシア思想
第六章 裏切られた革命
第七章 十二イマーム派とイスマーイール派の台頭
第八章 シーア派とスンナ派の対峙
第九章 イスラーム教教義の限界に向かって
おわりに
主要参考文献
索引


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目次

はじめに
第一章 理想の信仰共同体と「分派」の出現
第二章 「異端」と「正統」
第三章 「宗教宗派」シーア派の成立
第四章 イマーム派と極端派
第五章 イスラーム教のメシア思想
第六章 裏切られた革命
第七章 十二イマーム派とイスマーイール派の台頭
第八章 シーア派とスンナ派の対峙
第九章 イスラーム教教義の限界に向かって
おわりに
主要参考文献
索引

書誌情報

紙版

発売日

2009年08月12日

ISBN

9784062584463

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

通巻番号

446

ページ数

274ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

電子版

発売日

2013年08月23日

JDCN

0625844600100011000H

著者紹介

著: 菊地 達也(キクチ タツヤ)

1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専攻はイスラム思想史。 著書に、『イスマーイール派の神話と哲学』『図説イスラム教の歴史』『ドゥルーズ派の誕生』『イスラーム教:「異端」と「正統」の思想史』などがある。

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