自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治

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自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治

ジユウトビョウドウノショウワシセンキュウヒャクサンジュウネンダイノニホンセイジ

講談社選書メチエ

自由主義と社会主義の相克で昭和史を再検討
既成政党型の自由主義か社会大衆型の平等主義か―。
軍ファシズムの台頭によって忘れられた戦前の言論界・政界の大論争。
「格差か自由か」の原点がここにある!


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目次

はじめに――忘れられてきた「対立相剋」 坂野潤治
第1章 反ファッショか格差是正か――馬場恒吾と蝋山政道 坂野潤治
第2章 民政党の2つの民主主義――永井柳太郎と斎藤隆夫 田村裕美
第3章 「革命」と「転向者」たちの昭和――野上彌生子を読む 北村公子
おわりに――「大正デモクラシー」と「昭和デモクラシー」 坂野潤治

書誌情報

紙版

発売日

2009年12月12日

ISBN

9784062584562

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

456

ページ数

202ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

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