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洋服・散髪・脱刀 服制の明治維新
ヨウフクサンパツダットウフクセイノメイジイシン
- 著: 刑部 芳則

維新の立役者たちが本気で悩んだ“装い”の近代化。直垂を着たい老華族、刀を持ちたい士族、月代を剃れないことに戸惑う庶民たち……近代化を図る日本が自らの装いを確立するにいたるまでの維新の指導者たちの苦闘と統治される人々の混乱の跡を、国家による服装の制度「服制」という視点から辿る。
【目次】
序章
第一章 王政復古の服制
第二章 文明開化の服制
第三章 無視される服制
第四章 対立する服制
第五章 大日本帝国の服制
終章 「王政復古の服制」から「大日本帝国の服制」
あとがき
参考文献
- 前巻
- 次巻
目次
序章
第一章 王政復古の服制
第二章 文明開化の服制
第三章 無視される服制
第四章 対立する服制
第五章 大日本帝国の服制
終章 「王政復古の服制」から「大日本帝国の服制」
あとがき
参考文献
書誌情報
紙版
発売日
2010年04月09日
ISBN
9784062584647
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
464
ページ数
246ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1977年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。日本大学商学部准教授。専攻は日本近代史。主な著書に『明治国家の服制と華族』『京都に残った公家たち 華族の近代』(ともに吉川弘文館)。
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