記憶の歴史学 史料に見る戦国

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記憶の歴史学 史料に見る戦国

キオクノレキシガクシリョウニミルセンゴク

講談社選書メチエ

「歴史」はどのようにして生まれるのか。本能寺の変、細川ガラシャ自害などの事件の記録を元に、記録が歴史となるプロセスを探る。

【目次】
はじめに
第一章 史料学と記憶
1 史料としての人間の記憶
2 日本前近代史のなかで集合的記憶を考える
第二章 記憶と史料と歴史のあいだ
1 史料と歴史的事実
2 史料同士のすれ違い
3 歴史が記憶にたどりつく
第三章 歴史をつくった記憶
1 太田牛一の視点
2 細川家の視点
3 史実の相対化と記憶
第四章 記録と記憶
1 記憶が日記になる瞬間
2 記録の改変と記憶(その一) 『断腸亭日乗』のばあい
3 記録の改変と記憶(その二) 『兼見卿記』のばあい
第五章 覚書と記憶
1 覚書の時代
2 上杉家の集合的記憶
3 上杉家・佐竹家と大坂の陣
第六章 文書と記憶
1 岩屋家と岩屋家文書
2 岩屋家相論と文書のゆくえ
3 文書から生まれる記憶
終章 歴史と記憶

引用史料
参考文献
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第一章 史料学と記憶
1 史料としての人間の記憶
2 日本前近代史のなかで集合的記憶を考える
第二章 記憶と史料と歴史のあいだ
1 史料と歴史的事実
2 史料同士のすれ違い
3 歴史が記憶にたどりつく
第三章 歴史をつくった記憶
1 太田牛一の視点
2 細川家の視点
3 史実の相対化と記憶
第四章 記録と記憶
1 記憶が日記になる瞬間
2 記録の改変と記憶(その一) 『断腸亭日乗』のばあい
3 記録の改変と記憶(その二) 『兼見卿記』のばあい
第五章 覚書と記憶
1 覚書の時代
2 上杉家の集合的記憶
3 上杉家・佐竹家と大坂の陣
第六章 文書と記憶
1 岩屋家と岩屋家文書
2 岩屋家相論と文書のゆくえ
3 文書から生まれる記憶
終章 歴史と記憶

引用史料
参考文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

2011年12月11日

ISBN

9784062585224

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

通巻番号

519

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 金子 拓(カネコ ヒラク)

1967年、山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。東京大学史料編纂所中世史料部門助教。専門は日本中世史、史料学。著書に『織田信長という歴史』(勉誠出版)などがある。

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