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イスラムと近代化 共和国トルコの苦闘
イスラムトキンダイカキヨウワコクトルコノクトウ
- 著・編: 新井 政美

「世俗化」=「近代化」、「イスラム」=「反動」では、ない。「共和国トルコの父」ケマル・アタテュルクによって否定されたはずのイスラムは、なぜその後も長く生き残ったのか。幾重にも複雑に絡まった糸を解きほぐし、イスラム世界における近代化の問題を「脱イスラム」のフロントランナー、トルコ共和国の歩みから読み解く。
【目次】
序章 オルハン・パムクと「東洋vs.西洋」
第一章 トルコ共和国成立前後における改革とイスラム
第二章 ポスト・アタテュルク時代のイスラム派知識人
第三章 一九五〇~七〇年代のイスラム──ヌルジュとトルコ‐イスラム総合論
第四章 第三共和政下のイスラム──ギュレン運動、公正発展党
終章 ふたたび「東洋vs.西洋」
引用出典一覧
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あとがき
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目次
序章 オルハン・パムクと「東洋vs.西洋」
第一章 トルコ共和国成立前後における改革とイスラム
第二章 ポスト・アタテュルク時代のイスラム派知識人
第三章 一九五〇~七〇年代のイスラム──ヌルジュとトルコ‐イスラム総合論
第四章 第三共和政下のイスラム──ギュレン運動、公正発展党
終章 ふたたび「東洋vs.西洋」
引用出典一覧
関連文献
あとがき
執筆者紹介
書誌情報
紙版
発売日
2013年01月11日
ISBN
9784062585446
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
541
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625854400100011000E
著者紹介
著・編: 新井 政美(アライ マサミ)
1953年、東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。東京外国語大学教授。専門はトルコ史。著書に『トルコ近現代史 イスラム国家から国民国家へ (みすず書房)』『オスマンvs.ヨーロッパ <トルコの脅威>とは何だったのか』(講談社選書メチエ)などがある。
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