ぼくと未来屋の夏

マイページに作品情報をお届け!

ぼくと未来屋の夏

ボクトミライヤノナツ

文芸(単行本)

「未来を知りたくないかい?」六年生の夏休み前日、作家を夢みる風太は未来を百円で売る<未来屋>猫柳さんに呼びとめられた。風太の住む髪櫛町では、昔からかくれんぼをすると最後まで見つからない子がいるといわれる神隠しの森や首なし幽霊の話、人喰い小学校の噂、人魚の宝の謎が言い伝えられていた。宝物が隠されている!? そんなことを信じるほど、子どもじゃない。だけど猫柳さんの口から出ると、ひょっとすると本当に宝物があるんじゃないかって思えてくる。二人の自由研究の先に、どんな結果が待ちうけているのか、未来屋の猫柳さんには見えているのだろうか……。


書誌情報

紙版

発売日

2003年10月31日

ISBN

9784062705660

判型

四六変型

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

ページ数

327ページ

著者紹介

既刊・関連作品一覧

製品関連情報