住宅購入学入門 いま、何を買わないか

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住宅購入学入門 いま、何を買わないか

ジュウタクコウニュウガクニュウモンイマナニヲカワナイカ

講談社+α新書

話題の不動産の達人の即効超ノウハウ大公開低金利だから買い、は大嘘。今までの常識を覆す、マイホーム購入コンサルタントの目利きのポイント! 戸建て・マンションを買う前に、これを読まないと失敗する


8000件を見抜いたプロだからわかること!
「低金利」のいまが買いどきなんて大ウソ!
住宅購入者は90%が後悔する!?欠陥住宅、ローン破綻を避け幸せをつかむ書き下ろし!

いざモデルルームへ――。そこには、外国製のかっこいい家具やオプションだらけの内装、賃貸住宅にはない最新の設備機器の数々が。販売員が提示する資金計画にも、家賃並みの支払いで夢のマイホームがもてそうな期待が高まります。しかし、このように住宅購入の決断に至った人の大半が、じつは買ったあとに後悔しているのです。調査によれば、じつに90パーセントの方が「マイホーム選びで後悔した」と回答しています。テレビで取り上げられるような、ショッキングな欠陥住宅やローン破産などの、決定的な「大失敗」は私たちもめったに遭遇するものではありません。しかしそれらは、あらゆる失敗のうちの氷山のほんの一角であり、その陰には膨大な数の「中小の失敗」が潜んでいるのです。

●賃貸と持ち家、本当に得なのは?
●恐怖の「内覧会」シーズン
●「売れる住宅」の罠
●「低金利は買いどき」のウソ
●家賃&金利、ともにドブに捨てる
●頭金は2割、の根拠は?
●危険な不動産投資ブーム
●「耐久消費財」化する日本の住宅
●ヴィンテージ住宅が日本を変える
●RQ=不動産と真実を見極める知


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目次

はじめに
第一章 私たちはなぜ、「家」を買うの?
理性を奪う「物件購入」の魔力
背後にある「不安の心理」
高齢者は家を借りられないのか
高齢者抜きに賃貸は成り立たない

第二章 不動産をめぐる「不幸のシステム」
人と不動産の関係は問題だらけ
やがて哀しき不動産取引
恐怖の「内覧会」シーズン
常識が違う? 不動産業界
問題1:販売員のレベルが低い

第三章 低金利のいまは本当に「買いどき」か?
「低金利は買いどき」のウソ
金利が上昇したら価格は下がる
家賃&金利、ともにドブに捨てる
家賃とローンの損得を分けるもの
住宅価格上下動のメカニズム

第四章 住宅購入の「トレンド」を読む
マイホームは再び郊外へ!?
変わる土地と建物の価値比率
マンション高齢化時代の大問題
マンションの寿命を左右する要因
管理が寿命も資産価値も変える

第五章 「不動産投資ブーム」の落とし穴
増えつづける首都圏マンション
危険な不動産投資ブーム
見えはじめた終末のサイン

第六章 「ヴィンテージ住宅」のすすめ
新築一二〇万戸、中古一六万戸
「耐久消費財」化する日本の住宅
東京都世帯数以上の家が余る
新築住宅の供給チキンレース
住宅は景気回復の二番バッター?

第七章 「インスペクション」が住宅流通を変える
「建物」を知らない業者たち
驚くべき中古物件査定の現場
「リフォーム済み」の落とし穴
「建物調査」が常識のアメリカ
日本では非破壊検査が必要不可欠

第八章 もしも日本が一〇〇家族の街だったら……
欠陥住宅は社会の損失
住宅を買うことは、大いなる投票
一〇〇家族の幸福論
住宅購入は「因果応報」
RQ=不動産と真実を見極める知能
「さくら事務所」の願い
おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2005年06月22日

ISBN

9784062723220

判型

新書

価格

定価:859円(本体781円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2014年02月14日

JDCN

0627232200100011000P

著者紹介

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