一冊でわかる! 「仏教」って何?

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一冊でわかる! 「仏教」って何?

イッサツデワカルブッキョウッテナニ

講談社+α新書

大乗仏典というのは、仏教の神髄をより多くの人々に伝えるために、難解な哲学でも形骸化した戒律でもなく、面白い文学作品にして表現しようとしたものなのです。より多くの人々を悟りの境地に運んでいく大きな乗り物。それが「大乗」というコンセプトです。その乗り物を具体化したものが、文学としての大乗仏典です。ここにはユーモアとウィットがあります――<「まえがき」より>。芥川賞作家が解説する、本当は面白い仏教!


ユーモア、ウィット「お経」の超面白世界!
法華経、維摩経、般若心経、浄土三部経の中身!
聞くだけ、読むだけでも有り難い「大乗仏典」! では何が書いてあるのか? 芥川賞作家が解説!

大乗仏典というのは、仏教の神髄をより多くの人々に伝えるために、難解な哲学でも形骸化した戒律でもなく、面白い文学作品にして表現しようとしたものなのです。より多くの人々を悟りの境地に運んでいく大きな乗り物。それが「大乗」というコンセプトです。その乗り物を具体化したものが、文学としての大乗仏典です。ここにはユーモアとウィットがあります。既存の仏教をやりこめる批評精神があります。セリフのやりとりによる問答の面白さがあります。わかりやすいたとえ話があります。そしてあっと驚くスペクタクルがあります。大乗仏典はすごい。そのことを、読者にお伝えできれば、仏教とは何かが、明解にわかると同時に、仏教というものの奥深さが、読者の胸の奥に、ずしんと響くことでしょう。(「まえがき」より)

●日本人にとって大乗仏教って何
●大乗仏典は楽しい、面白い!
●釈迦と呼ばれるスーパースターの誕生
●「空」の誕生
●なぜ小乗はダメで大乗はすごいのか
●釈迦が示した生きる指針とは
●形式仏教を笑い飛ばす『維摩経』
●なんでもありの百科事典『法華経』
●絶望から立ち上がる『浄土三部経』
●超明解『般若心経』早わかり解説


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2010年01月21日

ISBN

9784062726306

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2013年09月27日

JDCN

0627263000100011000T

著者紹介

著: 三田 誠広(ミタ マサヒロ)

みた・まさひろ―1948年、大阪府に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。1977年『僕って何』で第77回芥川賞を受賞。武蔵野大学客員教授。日本文藝家協会副理事長。著書には『いちご同盟』『天気の好い日は小説を書こう』(以上、集英社文庫)、『釈迦と維摩』(作品社)、『父親が教えるツルカメ算』(新潮新書)、『はじめての宗教―キリストと釈迦』(講談社+α文庫)、『夫婦って何? 「おふたり様」の老後』(講談社+α新書)などがある。

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