「増やすより減らさない」老後のつくり方

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「増やすより減らさない」老後のつくり方

フヤスヨリヘラサナイロウゴノツクリカタ

講談社+α新書

年金生活も視野に入る50、60代の投資のキーワードは「減らさないこと」。とはいえ、減らさないために節約してばかりでは充実した老後も覚束ない。「減らさない」投資、資金運用で「買うチカラ」を維持、拡大していくことが、せっかく築いた金融資産を上手に活用する最善の道。東京海上アセットマネジメント投信の敏腕ファンドマネージャーが説く、デフレ時代の必勝資産運用術!


「増やすこと」ばかりを追い求める投資術は、これからお金を蓄える人のやること。年金生活も視野に入る50、60代の投資のキーワードは「減らさないこと」。とはいえ、減らさないために節約してばかりでは充実した老後も覚束ない。「減らさない」投資、資金運用で「買うチカラ」を維持、拡大していくことが、せっかく築いた金融資産を上手に活用する最善の道。東京海上アセットマネジメント投信の敏腕ファンドマネージャーが説く、デフレ時代の必勝資産運用術!


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目次

第一章 「買うチカラ」とは何か
一番金持ちの世代とは?/高リスク金融商品の罠/「人気」と「安心」は両立しない/六〇代を襲うリスク/団塊世代が変えた投資状況/「消費が美徳」は過去のもの/最も借金する世代の減少/世界金融危機のXデー/激動の時代でも資産を減らさない/世界の成功者の実践法/庶民こそ「買うチカラ」を/通貨価値の切り下げ/インフレのカラクリ/年金給付減より考えるべきこと/タンス預金は損
第二章 「減らさない資産運用」は得なのか
ベビーブーマーが生んだ「ゆがみ」/純年金積立者が二億人減る/年金資産運用の主役は先進国/中国を襲う「未富先老」という病/先に受け取るか、後で受け取るか/運が悪い世代/「大きく儲ける」を犠牲に/米国株式市場に流入した年金資金/ドラッカーの「見えざる革命」/米国株式の高配当利回り/さらば低い配当利回り/世界の年金資金は三一兆ドル/不確実性時代は「負けない」こと/産業革命が投資概念を変えた/「増やす資産運用」とノーベル賞/「卵はひとつのカゴに盛るな」/人は合理的に動くとは限らない/「守り」ながら「攻め」に転じる
第三章 歴史的成功者に学ぶ「買うチカラ」の重要さ
苛酷なフランス革命の年金生活者/お金の「買うチカラ」が下落する時/年金のインフレ対策/ベートーヴェンも苦労した年金/日本人の資産運用は「目的」ナシ/「買うチカラ」はコメに宿っていた/「資産をもって逃げられるか」/「決済」「保全」「貴金属」/金一本で一年分の食料と交換可能/お金の「買うチカラ」低下を防ぐ
第四章「買うチカラ」を減らさないためには
ビッグマックの値上げと株価指数/インフレ時にこそ有効な運用術/パッシブ運用は優位?/「買うチカラ」と「失われた20年」/「ギャンブル」と「防衛」が強い時/「カネを借りやすい社会」の罠
第五章 「買うチカラ」を減らさない資産配分術
インフレ率低下期の資産配分/長期の定期預金が効果的な状況/「長居は無用」を肝に銘ずべし/「個人向け物価連動国債」に注目/消費税アップにも強いモノ/これからの10年間をバラ色に

書誌情報

紙版

発売日

2012年11月21日

ISBN

9784062727778

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2013年02月01日

JDCN

0627277700100011000W

著者紹介

著: 平山 賢一(ヒラヤマ ケンイチ)

国際公認投資アナリスト。東京海上アセットマネジメント投信株式会社運用本部チーフストラテジスト。1989年、横浜市立大学商学部卒業、大和證券投資信託委託入社。94年、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科卒業。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。97年、東京海上火災保険入社。財団法人年金総合研究センター客員研究員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、『クラブ・インベストライフ』月刊会報誌編集委員、東京工業品取引所指数運営特別委員会委員などを歴任する。

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