
マイページに作品情報をお届け!
日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない「逆算の資産準備」
ニホンジンノ4ワリガロウゴジュンビシキン0エンロウゴナンミンニナラナイギャクサンノシサンジュンビ
- 著: 野尻 哲史

勤労者の4割が「老後準備資金0円」という恐るべき実態。人口減少社会の到来で、年金頼みでは生きていけない今、老後の不安をなくすための「逆算の資産準備」という画期的な方法論を提示。働き手が減り、経済は衰退、子や孫も助ける力がない。そんな時代になっても経済的独立を果たして、確かに生き抜くために必読の1冊!
フィデリティ退職・投資教育研究所所長として、さまざまな年代・性別・社会階層の生活実態、資産状況、投資行動と老後準備資金額、退職後の資金状況の実態に迫る調査を次々手がけてきた著者。その成果を、『退職金は何もしないと消えていく』『なぜ女性は老後資金を準備できないか』『老後難民』といった著作にまとめ発表してきました。大きな反響を呼び、とりわけ「老後難民」は、ホットなキーワードとしてメディアで流布され、地方からは講演・セミナーの依頼が殺到しています。
2014年、新たに勤労者3万人に及ぶ調査を行った結果、明らかになったのは、働く人の44.8%が、年金以外に老後資金を持たない、という事実でした。人口減少社会の進展により、年金減額が避けられない状況にもかかわらず、日本人の老後を支えるのは先細る年金だけ──。
95歳まで生きる可能性が高い現代日本において、いかにこの状況に立ち向かうか。著者が辿り着いた結論は、年代別「逆算の資産準備」という方法です。
団塊の世代が75歳に達する頃には、働き手も減り、経済は衰退し、子や孫も助けられません。そんな時代にも経済的独立を果たして、確かに生き抜くために今、自分自身にできる「対策」「ソリューション」を具体的に示します。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
序 章 このままでいいのか?
第1章 「老後難民」時代を乗り切る
第2章 20~30代DC不足、40代トリレンマ、50代シングルズ
第3章 老後難民なんかこわくない──3つのステージで考える逆算の資産準備
第4章 少額投資非課税制度、NISAの年代別活用法
第5章 退職金、どう運用したらいいのか
書誌情報
紙版
発売日
2014年09月23日
ISBN
9784062728683
判型
新書
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書
著者紹介
一橋大学卒業。内外の証券会社調査部を経て、現在、フィデリティ投信株式会社にてフィデリティ退職・投資教育研究所所長を務める。10年以上にわたって個人投資家の資産運用に対するアドバイスを続けており、最近はアンケート調査から個人投資家の投資動向を分析した意見を多く発表している。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、証券経済学会・生活経済学会・日本FP学会・行動経済学会会員。 著書には『株式市場の「死」と「再生」』(経済法令研究会)、『投資力』(日経BP社)、『退職金は何もしないと消えていく』『なぜ女性は老後資金を準備できないか』『老後難民』(以上、講談社+α新書)などがある。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
健康法と医学に頼らず 100歳楽々長寿
-
認知症になっても自分の財産を守る方法
-
医者にヨボヨボにされない47の心得
-
老化と寿命の謎
-
60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常
-
うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ
-
最高の老後
-
人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法
-
”頑張らない運動”で若返る! シニアのクルクルトントン体操
-
晩年の研究
-
自分史の書き方
-
身内の人が亡くなったときにすぐすべきこと 知っておくべきこと
-
なぜ、男は老いに弱いのか?
-
人生後半こう生きなはれ
-
定年後の人生を変えるアドラー心理学
-
年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図
-
還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
-
老衰死 大切な身内の穏やかな最期のために
-
老後親子破産
-
死ぬ力
-
三浦雄一郎の肉体と心 80歳でエベレストに登る7つの秘密
-
50歳を超えたらもう年をとらない46の法則
-
デジタル・ワビサビのすすめ 「大人の文化」を取り戻せ
-
老後難民 50代夫婦の生き残り術
-
老後がこわい
-
老いるということ
-
満足死 寝たきりゼロの思想
-
年金で安心して最期まで暮らせる住まい 首都圏版
-
認知症と長寿社会 笑顔のままで
-
定年からの旅行術
-
超高齢社会の基礎知識
-
大往生なんか、せんでもええやん!
-
図解 50歳からの頭がよくなる「体験的」勉強法
-
森の診療所の終の医療
-
死別の悲しみに向き合う─グリーフケアとは何か
-
企業年金が危ない!
-
また立てる・また歩ける 寝たきりの人でもできる「足腰体操」
-
エンディングノートのすすめ
-
あなたは「ひとり」で最期まで生きられますか?
-
97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣
-
55歳からの「一生モノ」入門 まだまだ人生は変えられる
-
「動かない」と人は病む――生活不活発病とは何か
-
「増やすより減らさない」老後のつくり方
-
「シニア起業」で成功する人・しない人 定年後は、社会と繋がり
-
「いつ死んでもいい」老い方
-
週刊現代別冊 おとなの週刊現代