鎖国してはならない

サコクシテハナラナイ

著：大江　健三郎

ノーベル賞作家の心を打つ魂の講演集。宗教、文学、丸山眞男、ヒロシマ、「新しい人」の思想…様々なテーマへの熟慮を通し、ノーベル賞作家の語る主題は、“日本人は鎖国してはならない”という一文へと収斂（しゅうれん）する。希望を失わず、未来へつなぐため、プリンストン、北京、ベルリン他、「この惑星（プラネット）のすべての住人」に向けて国内外で行われた、魂の講演録。

ノーベル賞作家の心を打つ魂の講演集

宗教、文学、丸山眞男、ヒロシマ、「新しい人」の思想…様々なテーマへの熟慮を通し、ノーベル賞作家の語る主題は“日本人は鎖国してはならない”という一文へと収斂（しゅうれん）する。希望を失わず、未来へつなぐため、プリンストン、北京、ベルリン他、「この惑星（プラネット）のすべての住人」に向けて国内外で行われた、魂の講演録。

試し読み

オンライン書店で購入する

電子版取扱い書店一覧

書誌情報

初出

著者紹介

オンライン書店一覧

既刊・関連作品一覧

製品関連情報

『鎖国してはならない』のための前口上
宗教的な想像力と文学的想像力
ヨーロッパの日本研究へ
丸山眞男の言語作用
「新しい人」に向かって
本当の開国を「始造」する
「ヒロシマの心」と想像力
懐徳堂から東海村まで
ベルリン・レクチュア
北京講演二〇〇〇
きみたちにつたえたい言葉
道徳的な態度とよく考える態度
ここから新しい人は育たない
『鎖国してはならない』文庫版のために