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新装版 まぼろしの邪馬台国 第2部 伊都から邪馬台への道
シンソウバンマボロシノヤマタイコクダイニブイトカラヤマタイヘノミチ
- 著: 宮崎 康平

30年以上かかって、たどりついた結論とは!
邪馬台国はどこにあったのか――有明海沿岸に古代の夢を馳せた在野の一研究者。途中、失明の悲運にみまわれながら、約30年の辛苦の末に1つの結論に到達する。この2部は果てしなき研究物語であると同時に、妻の声を「聞く」ことによって、魏志倭人伝などを解析した1人の非凡な日本人の生活記録でもあるのだ。
1965年、『九州文学』に連載された『まぼろしの邪馬台国』をまとめた1967年に刊行された『まぼろしの邪馬台国』(講談社刊)をさらに増補改訂した1980年刊行の『新版まぼろしの邪馬台国』(講談社刊)、それを文庫化した最終版である1982年刊『まぼろしの邪馬台国』(講談社文庫)を、本書は2分冊にしてまとめたものです。
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目次
第一章 東南陸行
一 末盧国
二 伊都国
三 糸島水道
四 邪馬台軍の基地
第二章 金印と稲
一 誤ってはならぬ邪馬台国への道標
二 奴国と不弥国
三 弥生文化の開花地
四 奴国と不弥国の中心地
五 イネつくりと稲城
六 二つの金印
七 奴国と仲哀天皇
八 神話と観光
第三章 プラモデルの国々
一 目の前に並んでいた邪馬台連合
二 和名抄の啓示
三 国名比定の三条件CR+
書誌情報
紙版
発売日
2008年08月12日
ISBN
9784062761369
判型
A6
価格
定価:692円(本体629円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2008年10月01日
JDCN
0627613600100011000B
初出
『九州文学』1965年連載の「まぼろしの邪馬台国」をまとめた「まぼろしの邪馬台国」(1967年講談社刊)をさらに増補改訂した「新まぼろしの邪馬台国」(1980年講談社刊)を文庫化し、最終版である「まぼろしの邪馬台国」(1982年講談社文庫)を、二分冊にしてまとめたもの。